銭湯のサウナに行くのが趣味なのだけど、なかなか行く時間がなく、特に最近は寒くて家から出たくない。
微妙に家から遠くて、自転車で6分くらいかかる。自転車で6分というのは、育児中の人物にとってはものすごい貴重な時間。
子も3歳くらいで、そこそこ手がかかるなか、一人家をあけるのも家事の負担が偏ってしまい望ましくない。
ゆくゆくは家にテントサウナでも設置したい、と思っていたけど、一般的なサウナストーブは200Vのコンセントが必要で、あろうことか家を建てるときに発注するのを忘れていた。
なにか工務店に追加の用事があるときにお願いするか…と思っていたけど、先日、100Vで動く家庭用サウナを発見した。
これをゆくゆく買うか、と思っていたけど、なにか待ってても何も変化しないので、さっさと買ってみることにした。
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一人用の場合、85cm四方のスペースで設置できる。
脱衣所の洗濯物干しパイプが半分使えなくなるのと引き換えにサウナスペースを手に入れることにした。
照明のスイッチが隠れてしまって、サウナと壁の間に手をさしこむ形になってしまい、妻からは存在感がやや不評だけど、暖かくなったらベランダに移動させますから、という説明をしている。
この青い壁も家族でDIYして塗ったもので、ペンキの色も苦心して選んだのに、それが隠れてしまい、黒くてでかいテントで上書きされてしまうのが、やや心苦しい気がする。
桐の箱などでできてたらシックで良い雰囲気が出そう、と思ったけど、木のでかい箱は棺桶にしか見えないかもしれない。
100Vでちゃんとサウナになるのか?と思っていたけど、予熱すると80度くらいになり、ロウリュして水蒸気が発生することでアツアツになる、という構造だった。
水をかけて入っていると72度くらいまで下がるけど、十分に熱くて汗が出る。
ブログを読み漁って調べると、防災用の銀色のシートで包んだりして、熱が逃げないよう工夫すると温度は上げられるらしい。
夕飯食べる前に予熱を開始して、皿を終わったら急いでサウナに入る。
家族は夕飯を食べたあとはのんびりスマホを見たりテレビを見たりしているので、その間に急いで入っている。
脱衣所に置いたので、風呂まで2〜3歩歩いて水シャワーを浴びる、というかたちで、動線もいい感じになっている。
家にサウナが設置されたことで、ついに暮らしが完成した、という感覚があって、毎晩入っている。
朝も時間があったら入っている。
在宅勤務なので、サウナに居た数分後にはミーティングに出ることができるし、昼休みに入ることもできる。
これはすごいことで、どんなにつらいことがあっても、数分後にサウナに入れる。いや、数分後は嘘で、30分予熱したのちに入れる。
心身が消耗しそうなハードなミーティングが予想されたら、ミーティングの開始と同時に予熱して、終わったらただちにサウナに入れる、という可能性がある。
耐熱のパソコンを選定すれば、サウナ内からミーティングに出られる可能性もある。調べてないけど、フィンランドでは自然に行われていることだと思う。
わりと簡素なセットが届くので、椅子などは自分で探す必要がある。
2000円くらいで買ったアアルトのスツールの偽物を置いているけど、ぴったりサイズにホームセンターで木を買ってきてベンチを作っている人も見かけた。
ロウリュする桶とラドルは、子がままごとに使っていたヤカンを取り上げて使っている。
サウナストーンが最初に2キロついてくるのだけど、初日に追加で2キロ発注した。水をかけたときの温度の下がりが低減したと思う。
すのこは勝手なくて、使い終わったら床をささっと拭けるほうがいいかと思って、注文していない。
床下には断熱シートかなにか敷きたいと考えている。
アロマ水もなにか買おうと探しているけど、大量に届いてしまって使い切れない予感があり、もうちょっと探し回っている。
いまは極寒なので外でやる気はしないけど、暖かくなったらベランダに置くのが楽しみ。
ベランダに置いたら水がないのでは?と思われそうだけど、ベランダにも蛇口を設置しているので、夏になったらベランダで水を浴びることになる。
壁が立っていてプライバシーが保たれているわけでもなく、裏の家の物干しコーナーからは丸見えなので、すだれでも吊るそうと考えている。
また、昨年の夏は蚊が大量発生していたので、それだけが心配。
追記
2021年にも家サウナ情報を調べていたのを思い出した。
ここのルートでいうと、一軒家に住む→とんでもない土地の高い地域に住んだため庭は手に入れらず→革新的な製品が開発されたので室内に設置、というルートを進んでいる。
貸切サウナは多数できていて、1時間3000円くらいで行ける施設もできた。いい時代になったと思う。
2021年、2022年は禁酒の年だったけど、2023年の正月にうっかり再開してしまい、そこから惰性で続けてしまっている。これをまたやめたい。
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