hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

ビワの種

保育園の庭に豆みたいなのが落ちてて、子供が拾って、どんぐり!とか言ってたのだけど、まわりのお兄さんお姉さんから、それはどんぐりじゃなくて、ビワの種だよ、って毎回指摘されている。
みんなビワの種を認識していて偉い。
自分は、植物に関心なく生きてきたので、なにがなんだか全然わからない。
うちには古い図鑑があるのだけど、昆虫とか水の生き物とかで、植物の図鑑がない。それによってビワの種とどんぐりの見分けがつかなくなっていると思われる。


うちにあるのはこれで、実家にもあったし小学校にも置いてあった気がしてなつかしいのだけど、表紙の昆虫の質感にプリプリのシズル感があって、近寄りがたさを感じる。
page.auctions.yahoo.co.jp


最新版では、カタログっぽいレイアウトになっていた。でもこうなってしまうと令和っぽくはあるけど味気なくもあって、旧版の、写真が全面に出ているのは、気持ち悪さはあれど、魅力的だとは思う。
www.shogakukan.co.jp

ネガティヴ・ケイパビリティで生きる

ネガティブ・ケイパビリティに、対談を通じて近づいていこうという本。でもあんまり近づけてなくて、それもまた良いと思う。

ソフトウェアを作る仕事をしてて、「これってなんでだっけ?」みたいな一問一答、みたいなことをやってしまうことがあるけど、誰かの意思によってびしっと決まってることってあんまりなくて(本来はリーダーとか経営者の意見がびしっと徹底されているはず、なのかもしれないけど…)、いろんな情勢が掛け合わされた結果、このような情勢に至っている、みたいなことが多いのかな、と思う。
そこに誰かの意思を持ち込んでしまう、とか、振り返って一直線のストーリーを作ってしまうのはナラティブ過ぎ、みたいな。
昨晩も、子供が食べかけのブロッコリーをフォークで叩き続けていた。そういうときも、「なんでそんなことするの?」じゃなくて、「やりたいんだよね」という姿勢が必要。ソフトウェアがなんでこうなってるのか?誰のどういう設計なの?じゃなくて、やりたいんだよね、で接していく。そういうこと。

伊礼智イズムを浴びてる

住宅情報を眺めているうちに、伊礼智の著作にたどり着いた。
こういう家っていいよね、という軸がはっきりしていて、ついていきます…となりやすいと思う。
伊礼智イズムを引き継いだ木の家工務店がたくさんあったりして、影響力が大きいと思う。
インドの楽器を習ってる人はカレーばかり食べるし、髭ももじゃもじゃになっていく。そんな感じ。


70のレシピが基礎編って感じで網羅的でよかった。家庭内での意識のすり合わせにも良いと思う。
よくある狭小住宅、との違いは、4LDKで1人1部屋、みたいなことではなくて、空間を繋いでいって、同じ空間で過ごしましょう、完全に各部屋を密閉しなくていいじゃん、ということなのかなと思う。


1冊目はKindleでも読める。
2冊目は、クライアントと考え方が合わないときには年に1回はこちらからお断りしている、そういう場合に進めても、お互い不幸になる、クライアントの好みだけを聞いていくと、どこかで見た雑誌の切り抜きのコラージュみたいな家にになってしまうので、任せてもらっている、など、付け焼き刃での情報収集に釘を刺す場面もあって、そうだよなあと思った。
あんまりなんでもかんでも情報を集めすぎるのも良くなくて、価値観を揃えていくつもりで集めていく、フィルターバブルの中にどんどん入っていって考え方をインプットしていく、というのが良いのだろうと思う。


建築知識ビルダーズは施工者向けの雑誌なのか、クライアントの要望を鵜呑みにしてはいけません、何をやりたいのかヒアリングした上で…という論調でおもしろかった。読み応えあった。
座る場所があちこちにあるのは良いと思った。でも、これいいじゃん、というのを集めていった結果、カウンターがあってベンチもあって階段の1段目がテレビボードと兼ねててさらに座れて、みたいに、座れる場所しかない、ということになっていくと、雑誌の切り抜きになってしまう。


目や価値観が慣れてきて、こういう家を見たときにも、あ〜めっちゃいいじゃん、と思うようになってきた。
www.youtube.com


ずっと眺めていたら、たためる椅子がほしい気がしてくるのだけど、しかし、こうなってくるとコスプレになってきている気もするので、ほどほどにしたい。
teiza.jp

森、道、市場(2日目)、ハンバートハンバートを見れたのが良かった。
天気が良くて、プール沿いは日差しが強い。もうちょっと夕方ごろに聞けると良いと思う。

昨年飲んでおいしかったコーヒー屋が今年もでてたのでアイスコーヒーを買ったり豆を買ったりできた。
それだけでも満足で、ceroを見てから帰るか、疲れる前に切り上げるか迷ったけど、見ることにしたらやっぱりよかった。
しかし帰りの車はけっこうヘトヘトで、やっぱり後泊できるといいと思う。
去年と比べると、子供用の弁当や備品は少なくて済む一方、走り回ったり危険行為を繰り返すので、今年のほうがつかれた。

今年も、森、道、市場に行った。愛知の遊園地を貸し切って開催されるフェス。
去年は遊園地ゾーンは素通りしていたけど、今年は子供が遊具で遊んでいて、成長を実感した。
天気が良くて、凧が飛んでたりしてピースフルだった。

直前にばたばた駐車場とホテルを取ったら遠いし変なホテルしか余ってない、という去年の反省をふまえて、早く行動したことで、駐車場が近くになったのはよかったけど、ホテルはドーミーインがいい!くらいで取ってみたら、会場から35キロ離れていて、たどりつくまでに時間がかかってしまった。
来年は豊橋あたりの普通のホテルでいいか…と思う。ホテルに風呂がくっついている必要はなくて、銭湯に行けばいいので、にんじん湯の近くで探すのが良さそう。

今週はずっと忙しくて、もう無理…となってからの時間も長かった。
保育園で対面式のミーティングがあったのだけど、仕事が終わって保育園で頭を切り替えてミーティングというのが厳しいなぁと思ったら、だんだん気持ち悪くなってきてしまって、ミーティングに行けなかった。昨年度はズームで開催だったので準備なしでいきなり出席できていたのだけど、時間ぴったりに会場に来てくださいと言う形式だとなかなか気合が入ると思う。
け欠席した代わりに家で洗濯物を畳んだり、掃除機をかけたりして、1週間ぶりにちょっと家が片付いた。平日に全く洗濯物を畳んでいないというのが異常な状態で、週に1回だと、ミュージックステーションを見る頻度と洗濯物を畳む頻度が一致しているということだし、1年間で洗濯物を畳む家事が50回位に圧縮されていると言うことである。人生の大半の時間を、リビングの片隅に洗濯物が山積みになった状態で過ごすと言うことである。