最近やってみた良いハッキングとか、試みたこととか、思ったことを、すぐにブログを書けなくなった理由について話していた。
一人のソフトウェア開発者としてやっているとして、開発していて、困ったことがあれば、人間VS問題で、問題はソフトウェアが抱える本質に複雑な問題という、世界に唯一存在する課題ということになる。
それが、マネージャ的な動きをしているという形になると、困っていることの性質が変わってしまう。
マネージャがメンバーの扱いについて困っているとして、「最近の若者はこれだから困る」みたいなことを書いていたら、本人とコミュニケーションしましょうよ、と思うし、ちょっとデリカシーがなさすぎる。
メンバーが何かに困っているとして、「こんなことで困っている人がいました」とか書くのもデリカシーがなくて、「こんなことで困っている人がいました。私の若いときには苦しんでC言語を覚えたもので、最初のPCは自作PCでした」みたいな、私はそこでは困っていないんですけどね、というマウンティング記事になっていく。
マネージャとして扱っている事業そのものについての困りごとをいきなり書き下してインターネットに公開していたらそれもちょっと怖い。昔たまに通っていたバーでは、常連が集まるLINEがあるからと招待されて入ってみたら、店主が「今日は雨。来客も0人でした。このままでは借金を返せません」みたいなメッセージを常連たちに発信するグループになっていて、すぐに抜けたし、そのバーも潰れた。マネージャはマネージする者であるから、問題がなんとかなったらいいと思うけど、なんとかする場として適切な場と不適切な場がある。
技術に関する悩みって、該当事業の問題と直接関係していることもあれば、関係していないこともあり、関係ないディテールについての話題は業務上の秘密と関わる可能性が低く、また、みんな遭遇するものがある、という、アウトプットするのに適した特異な話題なんだろうと思う。