hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

清く正しい本棚の作り方

家の本棚をどうにかしたくて読んでみた。
今使ってる本棚は無印のパルプボードのもので、全然収まっていないし、廃盤になってしまったので、同じものはもう手に入らない。
ロフトにも本を並べたりしているけど、ただベンチに並べてるような形で、これも全然収まっていない。
階段のデッドスペースにも雑誌を並べているけど、ただ並べているだけで、前後2列になってしま、奥側の本は取り出せない。
また、バンカーズボックスにファイルや書類がたっぷり入っていて、これがクローゼットの半分くらいを占めていて、服が収まってない。

この本の新規性があるところは、たぶん、お付き合いのある建具屋さんにカットをお願いしているところで、プロのカットによって精度が高まり、完成品のクオリティも上がり、一生使えますよ、ということだと思う。
普通の人には近所の建具屋さんとのお付き合いはない気がするので、ここの発注をネットで済ませられるといいんじゃないか、と思ってたら、巻末に、建具屋さんの案内も載っていて、切って送ってくれるとのことだった。やさしい。
あとは、ノコギリとか釘とか家に並べるのは仰々しいし、置く場所もないという課題がある。
実家にはありそうな気がするので借りてきたらいい気はするけど、それを言うなら本も実家に置いといたらいいんじゃないかとなる気もする。

本好きなら、自作の本棚をたくさん作って一生使いましょう、というのは提案としては魅力的に感じた。

清く正しい本棚の作り方

清く正しい本棚の作り方

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大文字山に登ってみた。
登り50分、下り35分くらいで行ってこれる。
こんなに寒いから汗かかないかと思っていたけど、意外と、登ってるとじんわり汗もかいた。
ちょっと厚着しすぎていたので、次はもっと軽い服で来たい。
子は手をつないだりはしつつも、最初から最後まで歩いていた。偉い。しかし買ったばかりの赤い靴が泥だらけになっている。
キッザニアより、こっちのほうが楽しいなと思って、自分たちでやっている感を大事にしているのかもしれない。
混雑が嫌い、というだけかもしれない。

その帰りに京セラ美術館に蜷川実花を見に行った。
派手な光や全面に映像が流れる部屋など、素材を楽しむ空間という感じだった。
好きな素材は、と考えてみると、携帯電話をデコるときのキラキラしたビーズのようなパーツが使われてるのが好きだった。
観る向きによって絵が変わるステッカーを買って帰ろうと思ったら3日目にしてほぼ売り切れていた。1種類だけ残ってたので買っておいた。自転車に貼る。

美術館の年間メンバーが6000円くらいなことに気づいて、入会した。
こういう権利に先払いしておくのが好きで、1年分支払ってしまったら、もうちょっと積極的に来よう、という力が働くのが良いと思う。
35年分とかそういう単位で買っておきたい。
平安神宮の庭も行き放題のサブスクを手にしているので、だんだん暮らしが東山に吸い込まれてきている。
キッザニアは苦手で美術館は好きなのは何なのか?と考えると、スケジューリングのうまさに体験が左右されるのが嫌なのかもしれない。
美術館での鑑賞が1作品ずつの予約制になって、それぞれ1時間待ちになってたら嫌になると思う。

朝、突然、キッザニアに行こうということになって、出発した。
妻は姪を何度か連れて行ったことがあるらしい。僕は初めて。

甲子園のららぽーとに併設されていて、阪神タイガース応援、みたいな看板が多くて、個人的には野球があまり好きでない、なんとなく苦手意識がある。
9時オープンらしいけど、ついたら10時過ぎで、出遅れた感がある。
また、ものすごい人で、薄暗くて、闇市か?というような混み具合だった。
キッズサイズなのか建物の天井は低く、路上は天井が高く、窓が一つもなくて、それも落ち着かない。

昼前にようやくサラダ作りの仕事ができたけど、ここでやらなくても、家で一緒に料理したらいいんじゃないの、と思ったり、石鹸工場も、石鹸作ってないじゃん、と思ったり、テーマパークってテーマへの理解とか共感が重要なのだな、と感じた。

人々が限られた仕事を奪い合う、昼食をとるための席も30分交代、という感じで、少ないリソースを取り合う一日だった。
たぶん何度も通って慣れてきたら、振る舞いもこなれてくるのだろうと思う。

図書館に、絵本を借りに行った。
普通の利用をしてたら、図書館の本は一度借りると返すタイミングでまた借りることになるのだけど、今回はひさしぶりで、前回来たのは昨年の3月らしい。
たしか、家を建てるので照明器具など探し回っていて忙しい、とかで借りなかったのだったと思う。
そのことで10ヶ月もあいてしまって、2週間10冊借りられるので、200冊読む機会を失ったということで、もったいない。

前から読みたかった、字のない傘の本を借りた。


子は写真集を見るのが好きで、ハイソな暮らしをおくっている。
最近はこの本(田んぼに打ち捨てられた浴槽の写真集)をうちの本棚から発掘して喜んでいた。
こんなお風呂、入りたいね〜って言っている。どこが…と思うけど、うんうんそうだね、と一緒に読んでいる。
写真集が好きなら、字のない絵本も好きだろう。
www.shashasha.co

子は回復してたら保育園に行けるはずだったけど咳が止まらないので行けず、妻もミーティングがあるというので会社に行ってしまった。
僕も人事評価のミーティングはやっておきたいので、家で仕事しながら子を見ていた。
結果、床にポン菓子がばらまかれたり、ねるねるねるね的な粉末のお菓子が、おもちゃ置き場にばらまかれたりして、めちゃめちゃ疲れてしまった。
家には部屋らしい部屋はないけど、スキップフロアが駆使されていて、居場所は多く、死角も多い。その死角のどこかで、子が粉末を撒き散らしている、ということ。

京都食堂探究

京都の食堂の本。
食堂というのは大学の食堂とか一般的なレストランをさす名称ではなくて、うどん、そば、丼、餅、いなり寿司を出す独自の概念の店。
京都では〇〇餅(ただし餅を積極的に売っているわけではない)という同名の店舗が大量にある。
メニューの体系も独自で、その歴史など紐解いてくれる。きつね、たぬき、というだけで、地域によって全然違うものが出てくる。

言われてみると、あちこちにあるな、とは思うものの、わざわざ入ったことはないよね、という話を妻にしたら、妻は普通に昼休みに食堂に行ってるというので連れて行ってもらった。
信じられないくらい繁盛していて、すごいスピードで客がさばかれていた。
一人できた人たちはどんどん相席につっこまれているし、高校生の集団が来ていて、男子はこっち、女子に座りなさい、などきびきび誘導されていた。誰がどこに座るかまで指定されてるのがおもしろい。
鍋焼きうどんとかカツ丼とか、わざわざ家では作らない(常に最小工数で食べてしまうので、カツがあったらそのまま食べて、卵は生のまま飲めばいいため)ので、こういうものをさっと食べられるのは嬉しい。
気に入ったので後日一人で行ってみたり、別のめちゃ渋い定食屋にも調査に行ったりしている。


このラーメンがおいしかった。スープにとろみがあって癒やされる。