ACTUSスタッフの部屋が123人分紹介されている、という本。
マーガレット・ハウエルの家はまったく実践するのは不可能な洗練度合いだったけど、こっちは、うまくいけば知り合いの知り合い、くらいでたどりつける可能性もある人たちなので、まだ参考になる度が高いと思う。
家の中をこういうレイアウトにするとこういう暮らしができそう、みたいなイメージができてよかった。
1冊目をブックオフで100円で手に入れて、気に入ったので続巻もせっせと買い集めた。
日本の物件は、床の素材が木材ですらない家が多い、と嘆かれていた。
うちもたしかにクッションシートで、しかし木の板を借りて使うのも緊張感があって、前の部屋はフローリングだったけど、傷をつけないかハラハラしていた。
家具をこすってしまうとただちに傷がつく。
持ち物なら好きな木を置きたくなりそうだけど、借り物なら責任重大で、クッションフロアのほうが気楽に思う。
家の中身だけでなくて、家自体の魅力のある物件が多くて、眺めが異常に良いとか、賃貸だけど屋上がくっついててバーベキューができるとか。
この本を参考にして引っ越し場所を決めようと思うと、家の立地とか、屋上などの設備はあとからどうにもできないので、そういう唯一無二の魅力を持った物件がみつかるまでは引っ越さない、みたいな難易度の高い決断ができたかもしれない。
ずっと眺めてると、たしかにアクタスの家具は良さそうで、家具を揃えたくなってくる。
けど、その前に、今ある物たちの整理をするほうが優先度の高いタスクだと思う。
押し入れにぎっしりダンボールが詰まっている。
アクタスの本を眺めてると、この世に椅子はYチェア、照明はPH5しか存在しないような気になってくる
— 趣味はマリンスポーツです (@hitode909) 2022年1月12日