車にレトロフィットキットというのを取り付けてもらった。古い車に便利機能をくっつけるためのキット。
それによってUSBケーブルで車にスマホをつなぐとAndroid Autoが使えるようになり、そうするとハンドルについてるおしゃべりボタンを押して、Googleアシスタントに話しかけて、行き先を決めたり曲を流したり明日の天気を聞いたりできる。普段からGoogle製品にロックインされているのでこれは便利でうれしい。
標準のお喋りボタンはコマンドを認識してくれたことが一度もないけど、こうして新たな役目を受け継ぐことが出来たので、デバイスとしてお喋りボタンが組み込まれていてよかった。
一長一短だとも感じる面もあって、マツダコネクトのナビを使ったときには、ヘッドアップディスプレイに、次曲がるまで何メートルって出たりするのが、Google Mapsを使うとヘッドアップディスプレイとは連動しない。
明らかに短所だと思うのはズームの変更操作で、マツダコネクトのナビはジョグダイヤルをクルクルまわすと直ちにズームイン、ズームアウトしてくれていたのが、Google Mapsの場合は、ズーム設定を選んでから調整することになり、走りながらこういう操作ができるとは思いにくい。ただ、走ってると自動的にいい感じに縮尺を決めてくれているようにも見えるので、しばらく様子を見たい。
もう一つ短所だと思うのは、マツダコネクトの画面はタッチパネルになっているのに、Android Autoをつなぐとタッチできなくなること。ズームの設定とかタップできたらちょっと早そうと思うので惜しいと思う。
こうして短所ばかり書いているけど、Spotifyの曲を音声で検索して流してもらえるのはかなり気分が良い。
あとは、妻のiPhoneと2台bluetoothでペアリングしていて、どっちが使われるか予想がつかず難しい暮らしをしていたけど、ケーブルを挿した方がペアになれるのは分かりやすくて楽になると思う。試してないけどiPhoneを接続すればAppleの地図とか使えるはずで、調べてないけどSiriに話しかけたりできるのではないか。
