Domain-Driven Design Reference,Amazon見てたら発見して,安かったから買ってみた.
ぺらっとしてて,ポケット索引集みたいな雰囲気.エリックエヴァンスのドメイン駆動設計から,要約が抜粋されていて,70ページくらいで,重要な概念を押さえられる.原著は著者の経験を語ってくれるコーナーが大半を占めるけど,この本ではバサッと切られて,定義だけが載ってる.
前の本から10年くらい経ったので,新しい内容も増えてる.ドメインイベントとパートナーシップ,巨大な泥団子.いずれも実践ドメイン駆動設計に出てきた.
これだけ読んでドメイン駆動設計さあ始めよう,とはならないだろうけど,でかい本読みたくないけど議論には参加したい,とか,どんなものか軽く眺めたい,みたいな人が読むにはてっとり早いかもしれない.
唯一役立ったのが前書きで,エリックエヴァンスのドメイン駆動設計の本のことをThe Big Blue Book,実践ドメイン駆動設計のことをThe Big Red Bookと呼ぶ人もいる,ということが書かれていて,でかい青い本とでかい赤い本で通じると便利.ユビキタス言語!!!.
あんまり役立つことなかったけど,コンパクトだし,机に1冊あると便利ではないでしょうか.
Domain-Driven Design Reference: Definitions and Pattern Summaries
- 作者: Eric Evans
- 出版社/メーカー: Dog Ear Publishing
- 発売日: 2014/09/22
- メディア: ペーパーバック
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と思ったけど,無料でPDF配ってた.本と見比べると,本には挿絵みたいな感じで写真が入ってるけど,PDFには写真がない,という違いはあった.
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Domain Language /DDD
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