「オビ・オバ 文明の終わり」を見た。『ポーランド暗黒SF≪文明の終焉4部作≫ 』という絶対見たい映画の特集をやってたので見に行った。
夜9時半開始なので、ほかに誰もいないだろうと思っていたら客席の3割くらいは埋まっていて、人々の文明の終焉への高い意識を感じ取ることが出来た。
映画は意外と面白くて、よくわからないなりに閉塞感のある空間でウロウロしていると、だんだん、あれはこれだったのね、と分かってきたり、妙だと思ったら納得感があったりと、いろんな見どころがあった。
もっと何桁か低予算なものをイメージしていったらちゃんとセットが作られていて驚いた。
社会主義体制下で表現が制限されていると、その社会への批判や風刺そのものになっていくんだなと感じた。日本のディストピアものはきびしい労働に搾取される党員が漁船を制圧するものというイメージだけど、これは社会主義国家で制作される本物のディストピア映画として、社会を反映している。
いまの社会でもこれはダメだと言われていたらそれぴったりの表現になっているにちがいない。