Kindleの本の読み上げ機能は、以前はFire HDかAlexaアプリのみ対応していたと思う。
子が小さいときにはベビーカーを押しながら、長大な日記とかを読んでた。
Alexaアプリは、〇〇を読んで、って言ったら読んでくれるけど、音声だけで操作するのは難しくて、1冊も読めたことはない。車で聞けたらいいはずなのだけど…。
最近気づいたのが、iOS、Android、macOSそれぞれのKindleアプリにもアシストリーダー機能が搭載されている。
なぜかデフォルトでオフになっていて、Aaのボタンからオプトインすると使える。
macOSでも聞けるけど、フォーカスを外すと止まるので、ながら聞きはできない。スマホとか持ってきてパソコンの横に置くのが良いと思う。
Windows版には、まだないのかも。わかりません。
appllio.com
このことに気づいてから、家事をしながら読みかけの本を2.5倍速くらいで聞く趣味ができた。
本の内容を思い出すときに、あの場で聞いたこの話、みたいな思い出し方になるのが新鮮。山伏の本は洗濯物を畳みながら読んでいたし、川上会長がニコニコ動画は人言文明最後の砦…とか語ってたときにはゴミを集めていた。
じっくり考えるような本をこの速度で読むとついていけないので、勢いで買った新書とか、経営者が自分語りをする本とか、そういうのを聞いている。けど、読み進められない本を読まないままだともったいないので、とりあえず流し聞きしてみる、という使い方もよさそう。
新しいことを知りたいとき、いまのどきの人はネット検索じゃなくてYouTubeで学ぶんですよ、と聞くけど、Kindle Unlimitedを2倍速で聞ける、となれば、そのほうが有利な可能性がある。YouTubeは映像ありきだし、クオリティがまちまちだけど、本は大抵の場合、文字だけで情報が完結するし、品質も一定以上まともなものが多いので、それをなんでも音声データに変換できれば、勉強する時間を増やせる。
読み放題なんだから、耳があいてるなら情報を流し込んでおかないと損、みたいな、飲み放題プランの最後30秒で日本酒をもう1杯飲もうとする人みたいな精神状態になっている。
追記
Android版で読み上げを試していたのだけど、アプリをバックグラウンドにしたり、スリープ状態にすると止まってしまうので、アプリをアクティブなまま、そっと置いておく必要がある。移動しながら聞こうとすると、ちょっと苦労しそう。バスで聞くなら、スマホをにぎししめて聞くことになる。