朝から上棟(柱と屋根を建てる日)だったので、遠巻きに見に行った。
朝、現場に行ったら、レッカー車が来ていて、人々が10人以上稼働していて、柱がバシバシ立ってて笑ってしまった。
敷地の前はめちゃ狭い道であり、ケーブルがびゅんびゅん空中を走ってるのだけど、そのケーブルをまたぐような形で、材木が吊り下げられていて、パズルみたいであり、そうして搬入した柱をどうやって立てるかというと、でかいトンカチで上から叩いて立てる、というやりかたで、1000年前からこうやって柱を立ていてるんじゃないか、というプリミティブな手法でおもしろかった。
ひとしきり眺めて、用事を済ませて戻ってきたら壁板が貼られていたり、昼ご飯を食べて戻ったら屋根まで進んでいたり、進捗がすごい。
これだけ人を働かせて、これだけ大きなものを作ってるのだから、そりゃ高いわ、としみじみ思った。
夕方には屋根まで張り終わって、建物のフォルムが分かるようになっていた。
まだ窓サッシはついてなくて、玄関や窓の部分は空洞だけど、ころんとしたフォルムで、かわいい感じがする。
僕は仕事に行き、妻は一足先に建物の中を見せてもらっていたのだけど、建物の中を見せてくれればいいのに、なぜか送られてくる写真が自撮りばかりで、どれもキリッと澄ました表情になっていた。