週末にスーパー銭湯に行ったら、キッズコーナーでDVDが流れていて、それが、チキチキマシン猛レースだった。
ニッチな作品を上映しているな…と面食らいつつ見てみると、基本レースなので、無音でも楽しめるようになっている。
なんとなくブラック魔王は悪役で、別に主人公がいるのかと思ってたら、ブラック魔王が主人公的な立ち位置というか、出番が多くてフィーチャーされているキャラクターで、作品としては、神の視点でナレーションでもしながらレースを見守るという構造だった。
ブラック魔王(ピコ太郎にひきづられて、大魔王、と書きそうになる)は、紫と青の縞々の帽子をかぶった人物。
それよりは、犬のほうが有名だと思うけど、犬も様々な技でレースを妨害する立場で、こんなに人気があるのは謎。コンプライアンス的にいかがなものか?と思う。
そういえば、映画では登場人物がしばしば、めちゃめちゃに薬物を楽しんでいるけど、その上映前に、ソニーとか、堂々たる企業名が出てくる。これはこれでいいの?と以前から気になっている。
ソニーの株主総会に行って、御社では薬物を吸引して飲酒運転して車をぶつけるんですか?みたいな話をする人はいないんだろうか。
SNSの公式アカウントで、薬物を吸引して飲酒運転するって、褒められたものではないけど、行為としては非日常で興味を惹かれるよね、とか書くと、ただちに問題になりそうだけど、フィクションという形で作中のシーンとして表現するなら問題にならず、後者の場合は表現の自由なので、という別の世界にただちに切り替わっているような気がする。