選挙の結果が気になっていた。
演説で、イーロン・マスクはいいやつ、という話を延々としていて、
イーロン・マスクの本が最近読んだ中ではよかった。
普通に暮らしてると毎日目にする人物なので、こういう人なのね、という前提知識があると、イーロン・マスクとの思い出がかさ増しされる。
同時に、めちゃくちゃな陰謀論を投稿する者でもあってめちゃくちゃで嫌すぎる。
ようこそFACTへ!もよかった。魚豊先生の作品はどれも、登場人物が長文で考え込んでいるのが好き。
フラットアースのドキュメンタリーを見たくらいで遠のいていたけど、このところ陰謀論ブームがきている。
こっちは陰謀論入門的な本。
統計的にはこういう出来事であるようです、というデータがいろいろあるのだけど、テレビのワイドショーを見てると陰謀論を信じやすいプラスの因子があり、SNSを見てるとマイナスの因子がある、という箇所がおもしろかった。実家でワイドショーがずっと流れてるのがとにかく嫌だった。実家の嫌なこと思い出ベスト5くらいに入る。
あとは、野党を支持していると選挙で負け続けるので、選挙結果に不正があると信じやすい状況、というあたりが良かった。そうかも。
カウンターカルチャーが好きな人はカウンターだから好きなのであって、それがメインになってしまうとなんか嫌、みたいなところがありそう。ちいかわが人気になりすぎて嫌、みたいな。