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会社の忘年会だった。
飲食店を貸し切って、着席するスタイルだったのだけど、参加者が多く、全員と喋ろうと思って、途中であいた席に移動していると、いつの間にか箸が行方不明になったり、もともと座ってた人が移動先で食事してるのか、戻ってきて食べるのか分からなかったりして、出てくる料理を最後まで食べ進めるのが難しい。
これが、立席スタイルなら、料理が固定で人間が移動する前提なので、なんの問題もない。
もしくは、全員が1テーブルに収まっていれば、ウロウロしなくて済むので、最後まで食事できる。
立席なのが重要なのではなくて、ビュッフェ形式になっているのが主たる決め手かもしれない。料理は自分で取りに行くので所有権の曖昧な料理が発生しない。また、皿と箸がいつでも紛失される前提で用意されているので、行方不明になっても復帰できる。
皿は着席でもたまに取り替えられると思うけど、箸は途中で交換せず、最初から最後まで一膳でいい。と考えると、各自、マイ箸を持ってきてもらって、大切に管理することにすれば、途中で自分の箸がどれか分からなくなる問題も解消するかもしれない。
でも、めちゃめちゃに酔っ払った人がいつのまにか他人の箸で食事しているのが可視化されてしまって嫌な感じになるかもしれない。気づいたら1本ずつ別人の箸になっていたり。