みなさんは土地を買ったことがありますか?こういう流れです。
- 買いたい土地を発見する
- この土地をいくらで買いたいです、という買付証明書を出す
- いくらなら売っていいよ、と合意を得られたら、その金額の1割くらいを手付金として払う
- 工務店に建物の計画や見積もりを作ってもらって、工事請負契約をする
- 銀行に、こういう土地にこんな建物をいくらで建てたいです、という話をして、ローンの準備をする
- 銀行から土地代の残代金を借りて売り主に支払って、所有権を譲り受ける
失敗パターンとしてはいろいろ考えられて、1ステップ進むたびに、次の苦悩が出てくる。
- 1.において、住みたいエリアの価格感が合わない、売りに出ない
- 1.において、先に誰かに買われてしまう。現金で買う人がいると話が早いので決まってしまう
- 1.において、希望する建物が建てられない条件の土地を買ってしまう
- 3.において、お金の準備ができない
- 4.において、希望を叶えられる工務店と出会えなかったり、価格感が合わなかったりする
- 5.において、転職直後や収入不足で信用を得られない、通院歴があるなどの事情でローンの申請が通らない
- 5.において、土地の実際の面積と登記上の面積がずれている、借地であるなど、土地側の事情でローンの申請が通らない
- 全体を通じて、家族と合意形成できず、次のステップに進めない
- 全体を通じて、めんどくさくなってプロジェクトを打ち切ってしまう
去年の9月くらいからぼちぼち中古の家やマンションを見学して回っていたのだけど、2月の初めに、不動産屋から、あなたたちの探してる地域で間口の広い土地が売りに出たよって連絡をもらって、それから急に忙しくなった。
毎週銀行に通ったり、良い条件を求めて電話を順番にかけて交渉したり、登記と実測のズレをつっこまれて、逆にあちらから断られたりして、ハラハラしていたけど、今日、決済の手続きが済んで、土地を買えた。
手続きとしては、銀行に行って、書類に記入してはんこを押していくと、通帳に一瞬だけ数千万円入ってきて、それがそのまま出ていく、というもの。
新車を買ったときみたいに、でかい鍵をもらえるわけでもなく、シャンパンが出てきて乾杯するわけでもなく、土地もまだ更地で、このままのペースだと着工できるのは年末くらいで、それまでなにか使いみちがあるわけでもないので、あまり実感はない。ただ肩の荷が降りてホッとしているだけ。
周囲を家に囲まれているけど、テントを張ったらキャンプはできるかもしれない。
庭だけ手に入ったみたいな感じなので、テントサウナはできるか?と思ったけど、水道はまだ使えない。
S&Bのコリアンダーのホールスパイスをまいて、一面パクチー畑にするのはありかもしれない。