hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

一人で考え続けると、他人と関わりのないまま推論が進んでいく

ある日、マンションのエントランスに、騒音の苦情がありました、夜はお静かに、って貼り紙が出ていて、小さい子供もいるし、うちにちがいない、だとしたら、床にカーペットを敷くか、日中も窓を閉めきって、しかしリビングもなかなか広いし、敷き詰めるのは無理では?食べこぼしもあるし、しかし子供はどうやっても音を出すものなのに、それで苦情を入れるなんて世知辛いものだ、隣から犬の鳴き声でも聞こえてきたらかわいいものだけど、人間だとうるさいと感じるのはどういう人間性なのか、とか話していた。


ちょっと落ち着くと、名指しで苦情があったわけでもないし、うちにちがいない、という仮定に基づいてどんどん進んでいかずに、立ち止まったほうが良い、と思ってきた。


相手に声かけることなく考え続けると、他人と関わりのないまま推論が進んでいく。
早い時点で声をかけていれば、そうだよ、とか、ちがうよ、とかフィードバックを得られて、その時点で軌道修正ができる。
部分的に得られた情報だけで、一人で考え続けると、仮にこうだとすると?そして、そこがそうだとしたら、ここはこうで、とひたすら推論を続けられる。
その過程で、ずっと考えてると、だんだん、相手が言ってもないことについても、自分の中で結論が出て、事実かのように受け取ってしまう。
そのうえで、さらに推論を進めていけてしまうので、合ってればいいけど、間違ってると、その間違いの上にどんどんステップを積んでいってしまって、すごい結論に至ってしまう。
聞けばわかるのに、すごい奇妙な推論をしてしまうのは時間がもったいないし、事実と反する、勝手に思ったことでイライラしてしまったりするのも損。


思い込みで進んでいってしまわないよう、気をつけたい。