2週間くらい前のこと、妻が寝てる間にダニに刺されたらしく、個人的には、ダニに刺されているかどうかは確定していないんじゃないの、肌荒れかもしれないし蚊かもしれない、とりあえずシーツを洗濯してみたら、PDCAサイクルというものがあって、とか話していたけど、そうする間にも、妻はダニスプレーを買ったり、ダニシートを買ったり、YouTubeでダニ動画を見たり、布を洗濯しまくったり、ダニ以外のことが考えられなくなっていた。
育休終わってからダニの事を考え続けるのもたいへんだと思ったので、布団を吸えそうな掃除機を買うことにした。
布団に付着するダニの死骸を吸いたい、ついでにそこらへんも吸えるとうれしい、という用途。
最初に見ていたのはこれ。1万円くらいだけど、布団専用なので、専有場所のわりに布団専用なのは面積あたりの魅力が低いと感じた。
こういうやつ、ライトで除菌と言うけどダニには効果なさそうな印象がある。
ダイソンのV7 Triggerは先端パーツがいろいろついててよさそうだった。3万円くらい。布団吸えるだけの掃除機が1万円で、先端部分を付け替えできるしコードレスで動くので、3万円ならそんなもんか、と思う。家電量販店で見たときには、これでいいかな〜と言いつつ、子が機嫌悪かったのでとりあえずその日は帰った。
この動画は車に死ぬほどピーナッツがばらまかれていて最悪。とはいえちゃんと吸えていて偉い。
www.youtube.com
V7 Triggerでいいかと思いつつ延長保証をつけたいのでヨドバシに行ったら、1.5kgのダイソンが売られているのを発見した。長い棒をつけると立って使えるし、先端を付け替えると布団も吸えそうでよさそう。もともと見てたハンドクリーナーは1.7kgなので、それより軽い。
ハンディクリーナーが3万円くらいで、これは5万円くらいで、プラス2万円で立って使えるならこれでいいか、とこれを買ってきた。掃除機に5万円も払うのはどうかしていると思っていたけど、上記のような思考の流れをたどると自然とこの価格感に行き着いた。
item.rakuten.co.jp
家で使ってみると、軽くてよく吸ってくれて、食事の後とかに床を吸うのが楽しみになった。ダイニングテーブルまわりのパンくずとか、脱衣所の髪の毛とか、ルンバが入れないちょっとした隙間とか、文句無しによく吸ってくれる。いまもぶどうを食べているけど、へたを床にぽいぽい捨ててあとで吸って楽しもうと思っている。
妻が布団周りを吸いまくったらアレルゲン物質を山ほど吸えたと喜んでいた。けどステップとしてはまずダニを殺しまくる、そして吸いまくる、という2ステップなので、対策がうまく行ったかの評価はなかなか難しそう。
ダニがカブトムシくらいの大きさだったら殺せたかどうか、吸えたかどうかわかりそうだけど、なにしろ小さい存在なので、この手順を踏むとダニを殺せるらしい、くらいで対策をすすめることになるのが難しいと思う。
数ある製品のなかからどれを買うか、みたいなことを考えてると脳内リソースをどんどん持っていかれていくので、育休の間に買っておいてよかった。いま育休中の人がいたら、浪費というよりは、必要な資材を調達しているというイメージで、どんどん決めて買ってしまうのがおすすめだと思う。