普段、電子書籍はKindleかO'Reillyで買っていて、Kindleなら何も考えなくてもライブラリに追加されるけど、O'Reillyで買ったファイルは自力でファイルをタブレットまで送り届ける必要がある。
レイアウトが固定の本はFire HDで読んでいるので、なんとかしてFire HDでO'Reillyの技術書を快適に読みたい。
メールで送る手法やUSBで転送する手法では、1ファイルずつ送ることになって面倒。
Dropboxダウンロード機能を使うと便利だったので記しておく。
O'Reilly Japan Ebook StoreのDropboxダウンロード機能を使う
オライリーの電子書籍にはDropboxダウンロード機能というのがあって、Dropboxのアカウントを連携すると、買った本をDropboxのフォルダに追加してくれる。全部まとめてダウンロードする機能もあり、これによって1ファイルずつダウンロードしたりメールで添付したりしなくても済むようになる。
https://www.oreilly.co.jp/ebook/change_dropbox
こんな機能あったっけ…と思ったけど2014年からあるようだった。最高。こういう暮らしが便利になるソフトウェアを作りたいものである。
www.oreilly.co.jp
Adobe Acrobat ReaderでDropbox連携して読む
Fire HDのKindleアプリでもPDFを開くことができるけど、これはただファイルを開いて閲覧できるだけであって、ライブラリに追加されるわけではなく、一度PDFを閉じてしまうと、Kindleアプリ内からは、今さっき読んでたPDFを開き直すことができない。よって、Kindleアプリ以外で読んだほうが便利だと思う。
Adobe Acrobat ReaderにはDropbox連携機能があって、これでDropboxにログインするとオライリーのダウンロード機能によって追加された本を読めるようになる。双方向に同期できるので、Fire HDでハイライトをするとDropboxに保存してくれる。他のデバイスからPDFを開くとちゃんとハイライトが共有されるようになる。
アプリストアからはダウンロードできなくて、このへんからapkをダウンロードしてインストールできる。あらかじめPCなどでapkをダウンロードしてDropboxに置いておくとインストールしやすい。
Adobe Acrobat Reader DC インストール (すべてのバージョン)
ところで、友達たちがiPad Proを買うなか、Fire HDを昨日発売の新モデルに買い替えた。
ちょっと軽く薄くなったのが、一日中使うことを考えると嬉しいと思う。以前のモデルはメモリ2GBで、PDFを読んでるだけでも読込中で止まったりしていたけど、新モデルはちょっと快適に動くようになった。
一方で、ロックボタンが真ん中寄りになったのは困りポイントで、縦に持っているときに、片手でロックを外しにくくなった。ここまで書いて気づいたのが、商品説明を見ると、どの写真でも横向きに持っていて、こうすると右手でボタンを操作できる。個人的には縦にして使うPDF閲覧デバイスとして見ると不便になったと思っているけど、世間的には横向きにして使うちっちゃいパソコンであって、読書デバイスとしては売られていないのかもしれない…。