雰囲気やディテールがかわいい感じでおもしろかった.
登場人物の全員が地に足ついてない感じがする.聖書的な部品を取り入れてくると,人々がその通りに動くことになるので,知ってる人からしたら,たとえば桃太郎をモチーフにすると,ひどい暴力男性だと思うけど,日本人からしたら,ああ,あれね,ということになると思う.登場人物のすべてが象徴とかモチーフになっていて,その人物の意思というよりは,その人物が登場すること事態に意義があったりする.
あとは音楽がよかった.よい音楽がどんどん流れてたのしい.心象風景みたいなシーンもあって,最近よくインド映画を見ていると,夢のシーンが多くて,めちゃくちゃ歌って踊っていても,はっと気付くと現実に戻っていたりする.そういうこと.