懇親会つきチケット争奪戦には敗れたので、懇親会なしで日帰りでサッと帰ってきた。
最初の安斎さんの話だけで、来た甲斐あったなと思って、その場でKindleでポチポチ買った。
読書が趣味なので、本の著者が目の前で喋っていたらとりあえず買ってしまうという習慣がある。
問いのデザインの話では、どこか変えるとしたらどこ?という質問が紹介されていて、個人的にも1on1で似たようなことを聞いている。
困ってることはありませんか?って聞いたら、ない、と言われるけど、これさえなくなればな〜というものは?って聞いたら、ミーティング、とか返ってくる。
日頃、できるかわからないことをやっていく、という経験主義でやりたいねって言ってるけど、主義って言われてもわからん、という声があると思い、冒険だと言えば通じると思う。
マネージャ要素が突き詰められた結果、経営サイドに歩み寄っていき、会計や財務の知識が必要ですよ、という話が多くあった。
自分たちの仕事で何をどうしたら、キャッシュフローがどうなるか、という視線。
情報を集めれば指標として計算できるけど、気にしてないとわからないし、経営会議に出ても飛び交っている数字がなんのことかわからないということになる。
会計視線を一人で持っても回らないので、全員にこういった知識をインプットする必要がある。それをどうやるかというと、気合で勉強会などを開催して、みんなが知っていて当たり前の状態にするとよい。
とりあえず、漫画でわかる会計とかそういう本を読んでいきたい。
あとは生成AIとの付き合い方の話題も多かった。実装がAIの力で片付くようになると、何を作るか決めて作り、結果を見て、責任も取る、というのがエンジニアの仕事になり、難しい仕事になる。
そんなことができる人はあんまり採用できないのでチームに居るエンジニアは少人数化するだろう、だからといってマネジメントが簡単になるわけではなく、1on1では「いまマーケットにフィットさせるための投資は?」とかになり高度化するので疲れる度合いは今より上がるだろう。
ここから自分の感想だけど、最近思うのは、形式的なミーティングをなくしていきたい、ということで、なんとなく定例で30分の枠を取ったら、なんとなく30分使ってしまう。
本当は、障壁が取り除かれて、迷わず進められるようになったらもうただちに席を立って作業に戻る、とか、一緒に作業を進めて、これでうまくいった、とか、いかなかった、とかそういう経験をしていきたい。
これがISUCONだとしたら30分の定例をきっちりやらず、次のアクションが決まったら1秒も早く再開したい、と考えると思う。
オフィスで同僚が隣に座ってた頃は、困ったら椅子がくるっと回って、ここなんですけど…って話し始めて、数分経ったらまた戻っていく、ということがよくあった。
一番詰まってたときだと、なぜかガラスのパーティションの中にぎゅうぎゅう詰めになっていて、暑くて仕方ないし、ディレクターは机が足りないからかコロコロ転がる丸テーブルで仕事してるんだけど、パーティション内の会話はすべて耳に入って便利、みたいなときがあり、その頃は全員で仕事してる感があり調子が良かった。
最近は、AIからの反応が数分以内なので、それに対する人間の反応も数分以内で返したくて、そうなると、レビューに投げて数日以内に結果が返ってくる、みたいなのは速度差がありすぎる。
レビューに投げたら相手のターミナルに新タブが開いて、勝手にdiffが展開されて、これをapproveしますか?とか聞かれる、というくらいになりたい。
非同期コミュニケーションは数時間待ちというのが遅すぎ、となり人気がなくなり、だんだん同期コミュニケーションの人気が上がり、全員が並列にAIに問いかけるし、人間にも問いかけるし、それらを平等にコンテキストスイッチしながら1日中処理しつづける、みたいになっていくと思う。
EMConf自体は、今回が2回目だそうで、ベテランな方たちも去年参加していただけで、参加数でいうと1か2のみで、みな平等なスタイルだった。
1月のRSGTで見かけた方もいて、RSGT来られてましたか?RSGTの会場ではお見かけしただけで会話したかはわかりませんが…なんとなくお見かけしたような気がして…とかそういう雑コミュニケーションをしていた。
世間ではEMってなんだかわからない職種というイメージがまだある気がするけど、今日のカンファレンスには700人くらい参加していたようで、700人もいたら安泰だと思う。S&P500って500社しか含まれてないので、その1社ずつに今日の参加者1人ずつを割り当てていっても200人余る。それくらい潤沢なEM人材が存在するということだと思う。
写真は、国際展示場で降りて無意識に足が向かった会場。どの会場で何をやってます…という案内まで見て、あっここじゃない、と思い出せた。


