hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

HTML Day 2026 Kyotoというイベントをnagayamaさんが開いてくださっていたので行ってきた。
HTMLのエナジーを感じようという会で、世界中で同日に行われているイベントで、手でHTMLを書く会、の京都での開催、というたてつけの会。

子をつれていったので、子にHTMLの魅力を感じてほしいと思って、ひらがなを1文字ずつ入力するワープロを作った。
HTMLの魅力って画面を作るのが簡単なことだし、ハイパーテキストというだけでなくて、その場でいじくれることにもあり、いじくった結果が何もしなくてもレンダリングされることにもあると思う。
ここにデプロイしている。

動いてる様子。

ふつうのワープロとちがって、ボタンを押してる間だけ文字がでかくなっていく。子どもが操作するうえでは同じ大きさの文字が並ぶだけなら味気ないし、遊びとしても使えるようになると楽しいだろう、とこういう形になった。
最初はフォントサイズの上限を設けていなかったので、画面からはみ出る「あ」を出して、何も見えなくなり操作不能になったので、50ピクセルくらいを上限にした。
てんとまるがほしい、とか、伸ばし棒がほしい、とか要望をくれたり、これ色が変わるほうが良い?とか聞いてガチャガチャやってたらこんな形になった。
子は喜んで使ってくれて、保育園の友達の名前をぽちぽち入れたり、「かるぼなーら」とか書いてみたり、ひたすらカラフルな字を出したりして喜んでいた。
1文字ずつ、色やフォント、傾きがランダムに変わるようになっていて、普通のテキストでは完成した文面って誰が書いても同じようになるけど、このワープロでは、使う人の息吹が感じられるようになっている。
ちょっとおもしろいのが、小さい「っ」とか「ゃゅょ」とかを用意していないということで、ボタンを押す時間を利用者が調整することで、小さい文字を出すということにしている。


当日何も考えずに作っていたら上記ページができていたけど、帰ってから思ったのが、元ネタになっているのがドミニク・チェンさんの作品で、キーボードの入力記録があとから寸分狂わずリプレイされるというものがあるなと思い出した。
ドミニク・チェンさんの作品では、テキストの入力過程が動画としてリプレイされて、1文字ずつ増えていったり消されたりというの追体験できるようになっていた。
www.ntticc.or.jp

ICCで見た記憶があったけど、先日この本を読んでたらこの作品のことも触れられていて思い出したのだった。この本自体も家族との関わりと言語、テクノロジーとがいったりきたりで息吹を感じる不思議な本で良かった。


イベント自体のことも書いておくと、妻と子と行って、妻はちゃんとHTML書くのが初めてだったけど、最近食べたものを紹介するホームページを作って公開していた。
instagramが食べたものだらけになると恥ずかしいので外に追い出したいとのこと。
周りの方は好きな技術を試す実験場みたいなことをされていて、みんなHTMLが好きだし、ここが好きなんだ、というエナジーを感じることができてよかった。
AIが禁じられたのでこんなことしかできませんでした、というのも、日曜大工的で良いと思う。
普段AIを使っているのは、みんな資本主義に巻き込まれていて、他社との成長に負けないためには加速するしか無い、というだけであって、プライベートでまでAIを使わなくていいと思う。
考えるのを助けてもらうならいいけど、楽しむための場面で使う必要はない。
主催のnagayamaさんは、一人で募集サイトをAIを使わず手打ちし、ステッカーを作り、会議室を抑え、当日の進行や名札の準備、初心者にコーディング指南するなど、ものすごい労力をかけて準備していただいてありがたい。
来年もあるならコーディングしながら食べやすいお菓子(例:ポテチと箸)のさしいれくらいはお手伝いしたいものだと思う。