- 発注者の心得のつづき
- 対象象について学ぶ姿勢があるとより良い
- 家の注文をするなら、何を重視して暮らしたいか、という分析、研究、学びが求められる
- 何を注文したいか、という優先事項は発注者が定める必要がある
- 我々の打ち合わせ中にあったのは、基礎の高さについて、高くすれば玄関ポーチに階段ができるけど家の中は結露しない。一方、事情があって低くしたい場合は家には入りやすいが結露の恐れあり、と説明してもらって、我々がどちらか決めた
- これは絶対こっち、として、受注者が決めることではなく、メリット、デメリットや、発注者の重視することをふまえて、発注者が決定するもの
- トレードオフがあるもので、技術選定をするときに遭遇するものと同じ
- 堅牢だけど構築に苦労する vs 壊れやすいけど一瞬で作れる、どっちがいい?など。絶対前者ではなく、状況による
- 発注者側に、対象について学ぶ姿勢がないということは、「私は素人なのでわかりません」で理解が止まってしまう、ということ
- これでは深い議論による良い成果物は作れず、どこかの水準で品質が止まってしまうと思う
- 成果物のすりあわせ、という点だけでなく、発注者が学ぶことで、作ってもらう物の価値や、大変さ、出来の良さについての目が良くなっていく、というメリットもある。こんなに大変なことを、ありがとう、という理解ができれば尊敬しあえる関係を作れるはず
- それがないと、「なんでこんなに高いの?」とか、ものの価値がわからない、価格に納得してもらえないままプロジェクトが進む恐れがあり、両者不幸になる。作ったものの価値を分かってもらえないし、支払う物の価値もわからない、というペアになってしまう。
- 発注者にだけ厳しい姿勢を求めていませんか?受注者は勉強しなくていいの?と言うと、当然勉強する。とりあえず本を何冊か買ってみたり、関連しそうな展覧会をやってたら見に行ったり、暮らしに取り入れたり
- あるとしたら、あちこち同時に発注していて超忙しい、勉強していられない、というパターンはありそう。そういうときには出来たものの質ではなくて、人間としての信頼感でやっていくことになるのではないかと思う
- 発注者向けに、この業界ではこういうものを作っていて、こういうものに価値があるとされています、というペライチのA4資料でもあれば、最低限そこまではわかってもらってから仕事を始めましょう、という関係を作れて、良い気がする
- デザインの仕事を請けているなら、字詰めのパズルゲームを体験できるようなゲームを一緒にやるとか
- type.method.ac
- 「私にとって、字の隙間を詰めるのが極めて重要なんです」で納得してもらえたら受注につながるし、あまり重視されていないなら、街のチラシ屋さんを紹介するなど
- 発注者向けに、この業界ではこういうものを作っていて、こういうものに価値があるとされています、というペライチのA4資料でもあれば、最低限そこまではわかってもらってから仕事を始めましょう、という関係を作れて、良い気がする