週末うちに来ていた、妻の家族たちが帰っていった。
それから、子が急にわがままになっていて、出したおかずを全然食べないし、納豆ご飯しか食べない。納豆を出しても、食事の途中でふらふら立ち上がって遊んでいる。
普段会わない大人が家にいることで、しばらくいい子になっていたのだと思うと同時に、もうそんなことできるんだ、と感心した。
幼少期に祖父母が同居しているのって、人格形成には大きいと思って、僕も祖父母に怒られ続けていたため、祖父母が居るときには基本的に口を開かない、聞かれたことにだけ答える、という人格になった。良いか悪いかわからないけど、それくらいの効果がある。ポジティブに捉えると、シチュエーションに応じて、余計なことを言わない、というテクニックが身についた。
翻って考えると、核家族世帯の子どもたちは、場の空気を読んで黙る、というのが苦手かもしれない。たぶん祖父母に比べると父母のほうが怒らず話は聞いてくれそうだし、そんなに怒らないであろう。
しかし、社会に出たら、ピリピリしてる人がいる横で、「カリカリすんなって(笑)」みたいなことを言ってしまって、さらに怒られ続ける、という体験が待っていると思う。