インテルの社長が書いた本。
自分の利益を求めて仕事するか、グループの利益を求めて仕事するか、という話がおもしろかった。
普段、仕事していても、立ち位置的には、ベテランで、チームのことを考えて動いてほしい人なのに、自分の話ばかりしている、という人を見ると、なんか目線がおかしいな、もうちょっとチームのことを考えて行動してもらえたらいい感じになりそうなのに、と思うことがある。
私は、ではなくて、私たちは、と話さねければならないよね、みたいな話がなんかの本に載っていて、それも思い出した。
インテルとかIBMみたいな、めちゃでか人材豊富企業の場合は、目線がチームになるまでに、技術者としての修行を20年間とかできて、そろそろマネジメントもやってみるか…みたいな感じなのかもしれないけど、日本のちょっとしたウェブ会社みたいに、人が全然足りてない会社では、まだまだコード書きたいんだけど、みたいな人もマネジメントに充てられてしまっていて、本人的には不満、それで主語が私のまま行動している、という場面がたびたびあるのかなと思う。
自分は、実装が得意だと思ってたのだけど、実装が得意なのだからアドバイスとかコードレビューも得意にちがいない、と気持ちを切り替えて活動している。けど、とくに切り替えなくても、働きだして１年目とか２年目くらいのときから、インターンとかアルバイトメンバーにあれこれ教えてあげる、とかは好きだった気がする。
