インターンのメンターから、徐々に役職を上げていって、CTOになるまで、それぞれのフェーズでどんなことをすればよいかという本。会社によって役職と求められることとかちがうので、うちだとどこに該当するかとか考えながら読んでいた。
プログラミングをマスターするまではこの役職に進む必要はないって書かれていて、何かの本で、IBMみたいに大きな企業では次の役職に上がるまで10年はかかる、それが会社としての力が大きい証、という話が書かれていたのを思い出した。
読んでて思ったのが、人を見ていれば、人の構造は明らかなので役職をつけやすいけど、コードを見ている限りは、コードの抱える問題の構造は明確ではないので、人に役職をつけてなにか対処するということが難しそう。チームで協力していれば、誰がすごいとか、誰の成果、みたいな話はなくなって、チームとしてはこういう問題を解決できましたという話になっていきそう。

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