プロジェクトのキックオフの場で、プロジェクトの目的とか、スコープとかを話そう、というのはよく聞くけど、この人と仕事するのは初めてだな、というときに、あらたまって話す人はあまり見ない気がする。
個人的には、普段おしゃべりしていて仲の良い人でも、仕事でやりとりするのは初めてだったら、ちゃんと、どういう人となりなのか聞いておきたいなと思って、以下のようなことを準備してもらって、それぞれ発表している。
初めて組む人と1on1するときにも、自己紹介タイムはきっちり取っている。
- 自己紹介
- これまでのチーム遍歴とか、そこでどういう仕事をやっていたか、とか
- 得意なことと苦手なこと、好きな仕事の進め方、とか
- 色々手を付けてて時間が細切れなのだけどメンションで呼んでください、とか
- ソフトウェアの設計だけ得意で数字の検算とか外部向けの作文は苦手、とか
- この分野は苦手なので口頭でいろいろ話せるとうれしい、とか
- わざわざこのことを言ってくれる人は珍しいと思う。けど個人的には、全然知らないので勘で見ていこうと思ってます!とか最初に言ってしまう
- これまでやった仕事と比べて、この仕事の難易度はどんなもの?
- 超巨大プロジェクトでヤバいです、とか
- 前にやったことあるので片手間でできそう、とか
- デザイナと組んで仕事するのは初めて、とか
- この仕事がうまくいったら成果になりそうなので、この仕事を高いクオリティで仕上げたいと思っています、とか
たぶん、朝は何食べた?とか聞くよりは、こういうことを聞いておける方が役立ちそう。
アイスブレイク、というと、その場をなごませるためのものだったりするけど、そうではなくて、お互いどんな人かわかるための活動をしておけると、その後にもわたって役立つので、そういう情報をなるべく初期の状態で得ておきたいと思う。