最初はJSXも使わず平易にスタートして,最終的にはワインを管理するアプリケーションを作る例が載っている.
ビギナーズ向けだけど,おすすめテクニックが紹介されていて参考になった.
よかったところ
- コンポーネントにコンポーネント名のクラスを付与する
- Buttonコンポーネントならclass="Button"をつけておく
- コンポーネントごとにCSSのファイルを分ける
- 管理しやすくなりそう
- コンポーネントのリストを見れるページを用意する
- ボタンとかダイアログとか,そういう単位での再利用がしやすくなる
- Flowについての章で,面倒だけど便利,という話
このように型をいちいち指定するのは面倒だと思われるかもしれません。しかし、受け渡しされる値について深く考える機会が与えられるというのは大きなメリットです。
僕も仕事でちょっとReact使っているけど,ふだんの使い道としては,JSで新しく凝ったことするときはReactで作る,くらいの感じで,フロントエンド全体をReactに寄せるようなことはあまりできていない.
この本のように,Buttonコンポーネントのスタイルは.Buttonで指定できる,みたいにできると,一貫性も取れて,デザイナとの協業もしやすくなりそう.導入はできているけど,安定して運用するための設計や戦略はあまりないので,そのへんもやっていきたい.
よく分かってないところもあって,たとえばコンポーネントたちをフラットに並べるのと,ディレクトリに入れたりして管理するのとどっちがよいのか.一意に.Buttonで参照したければフラットなのがよさそう,一方で,ふつうのアプリケーションのクラスにはモジュールやネームスペースという概念があって,ディレクトリに入れて管理したりできる.
Reactビギナーズガイド ―コンポーネントベースのフロントエンド開発入門
- 作者: Stoyan Stefanov,牧野聡
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