hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

時間をかけてやるしかないやつ

ふだん暮らしてると,さまざまな問題に着手するものだけど,さまざまな問題があるなかでなにをすればいいのかという問題がある.

  • いまできてないけどできると良いことはなにか
  • なぜできていないのか
  • 本当にやる価値があるのか
  • できたかどうかの基準が明らかであるか
  • 問題を合理的に分割できないか
  • 気づいてなかった法則やアイデアがあり,それに気づけばできる
    • スッとやれば完成
  • 気づいていなかった法則はない
    • 時間をかけてやるしかない


みたいなことをふだん考えていて,時間をかけてやるしかないかどうかの見極めが大事で,時間をかけてやるしかないことは,うまくやる方法もわかっていないので,やりだすとひどい目にあう.それでもやるしかないことが分かったときにしか突入してはいけない.
やみくもに突入すると,得意でもないことをやっている上に,時間もかかり,完成したかどうかもわからないみたいになって,くたびれるだけで何も完成しないまま力尽きたりする.
スッとやって完成したものを見ると,美しくて,お得で,ヘルシーで,必殺技っぽくて,ハイテクで,エレガントで,よく知られた特性のみが組み合わさって構築されていて,とにかくよすぎる,みたいな雰囲気になる.
時間をかけてやるしかないものは,完成するのはすごいけど,それを支えるアイデアはなく,ただ完成しただけで,容易に壊れたり古びてしまう印象がある.作った人も何がどうなっているか分かってなくて,数年後に見ると当時は気づいていなかった法則がわかって,なんでこんなことになってるのか,という変な構造になってたりする.
終わったかどうかが明らかなのも大事で,たとえば,世界平和という目標はすばらしいけど,そのための世界平和を訴えるポスターを仮に1枚壁に貼ったとして,良くなったのか,悪くなったのか,なにも変化がないのか,評価するのはむずかしい.世界平和でなくて,今月の遅刻ゼロが目標なら,いまゼロなのか1なのか,今月あとどれくらいどうすれば達成できるのか,そのためにはどうすればよいのか,とりあえず会社の近くに引っ越すとスッと達成できる,など数値化して考えることができる.
意味のある目標なのかという問題もあって,たとえば会社に住むと遅刻はゼロになるけど,誰もそんなことは望んでいない.遅刻ゼロという目標の裏には,なにかさらなる目標があって,たとえば相談したいときに相談相手がいないと困るので,みんな会社に来てほしい,ということかもしれない.だとすると,コアタイムを定めて,14時にみんな集まっていちど話しましょう,で済むかもしれない.誰もいないとさみしいみたいな話かもしれない.だとすればみんなでジェンガでもして遊べば解決するかもしれない.