hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

賢さ

最近は仕事していて,怒ったり,悲しんだり,憤ったり,めっちゃつらい気持ちになったり,帰りたくなったり,昼だけど今すぐ飲みに行くぞってなったりすることがあまりなくなった.
うまくいかないということは何かが悪いのだろう,そしてコードが悪いのではなく,たいていは人間同士のコミュニケーションの問題だろう,という気持ちになって,あまり動揺しなくなった.
自分一人でやってるときは,コードが悪いのではなくて,体調が悪かったり,疲れていたりするのだろうと思って,週末ゆっくりして週明けになると,スッと解決したりする.
動揺ベースでやってしまうと,瞬発力はあっても,視野は狭くなって,結果的にはバランスの悪いことになってしまいがちだと思う.
ということを考えていたところ,哲学講義読んだら,賢者とはこういうものです,という一文があって,だんだん賢者に近付いてきている気がする.

他の人々同様に彼もまた不幸に見舞われるが、みだりに動揺することがはるかに少ない。なぜなら、彼の観点からすれば、絶対に悪いものはなに一つなく、すべては道徳的進歩の手段になりうるからである。

哲学講義〈1〉―認識〈1〉 (ちくま学芸文庫) | ポール フルキエ, Paul Foulqui´e, 中村 雄二郎, 福居 純 |本 | 通販 | Amazon