ふだんソフトウェア作ってるけど,僕はエンジニアとしてはめっちゃしょぼい感じで,こないだは今年が2015年だと思って2015って書いておかしいなとか言って1時間くらい無駄にした.1時間後に2016に直したのだけど,すごいエンジニアの人を見てると,その1時間の間くらいでも,すごい活躍されていたりする.
みんな1日n時間くらい働いているはずで,すごいエンジニアはそのm倍みたいな時間働かれているわけではない.同じくらいの時間活動していても,活躍度合いは全然違う.ということは??
- コードを書くのが速い
- 速くできるとすごい
- 腕の筋肉がすごい
- タイピング速そう
- 考えるのが速い
- 人によってそんなに差あるものなのか?
- 取り組むと効果ありそうなことを見極めるのがうまい
- いいことできるとすごい
- やっても大した効果が出ないものは後回しにするとその時間を使って効果のあることをできそう
- ちょうどいい作りこみ度合いのものを作れる
- 作りが不十分だと,直すのによけい時間をとられたりする
- 一方で不必要に作りこみすぎると作る時間の無駄
- 得られるメリットと労力を比べられる
- 「こんなに大変なのはおかしい」「ヘルシー」「お得」みたいな話をよくしている
- これはこれくらいでできそう,という見積りが正しければ,すぐにできる割に得られる効果が大きいものを見極められる
- コードを書く時間が長い
- いまふとtwitter見たところまだコード書かれてそうな人たちがいて,そういう人たちは一日中コード書かれている印象がある
- コードを書いてて間違う回数が少ない
- 今が何年か正しく入力できる
- いい設計を思い付ける
- 設計がいいと問題がきれいに分割されていて一度に考えることを減らせる
- 一度に考えることが減らせると,分割したあとの問題に集中できる
- 視野が広い
- すごいエンジニアは電子工作や数学,土木工事,花火など他分野にも明るい気がする
- すごい技術を持っているからすごいイシューに着手できる
- すごい技術身に付けたい
- おなかがすきにくい
- すごい人はごはん食べずにずっとコード書いてる印象がある
- キーボードがすごい
- 左右にわかれてるやつ最近流行ってる気がする
- 取り組んだ仕事がちゃんと完成する
- ちゃんと完成するとそのソフトウェアから恩恵を得られる.ソフトウェアは動かないないかぎりはソフトウェアから恩恵を得られない
時間は有限なので,取り組む価値のあることをうまく見極めてやっていく必要がある.
思い付くかぎりにやっているとその場でのたうち回るみたいになりがちだけど,もうちょっと,これができるとこうなって,そうするとこうなって,それでこうなって最高,みたいな道筋が見えていると,それに向かって戦略的に取り組んでいけると思う.
そこまで見えた上で,こういうイシューはあるけど分析してみたところ今やっても問題が起きてからやっても変わりないので今は置いておく,ということができると,それをやらなかった時間で別のことができる.
人間は思考を続ける限りいくらでもなんか思いつくので,やるものとやらなくていいものを見分けないと,いつまでも思い付いたことに追われて終了することになる.終了するというか,何も始まっていなく,のたうち回っているだけになってしまう.