hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

妻の仕事が全然終わらず、23時に帰ってくる。
こちらも余裕を持って夕飯の準備ができるわけでもなく、子と鳥貴族に行ったら、イサムノグチ風の提灯っぽい照明器具をみつけて、おうちにあるのとおんなじだね〜って言っていた。
そこで、馬鹿野郎、全然違うだろうが、と怒鳴りつけることなく、本当だね、同じだね〜って返事しておいた。
こういうリアクションをしていると、自己肯定感は高まるだろうけど、社会に出たら、これでは通用しないと思われる。
もし我が子が社会に出たら、適当な中小企業に新卒入社して、歓迎会で鳥貴族に行って、この店の照明はイサムノグチによるものです、とか蘊蓄を披露すると、馬鹿野郎、全然違うだろうが、と中小企業の社長に怒鳴りつけられるに決まっている。
そうならないためには、ある時点で、よく見ると細かいディテールは全然ちがうでしょ、うちのは、上の方を見ると、よくみるとイサムノグチのサインが印刷されてるんです、見た目は同じだけど、こういうものはほとんど、ライセンスビジネスという形になってるんですよ、という話をすることになるのだろうけど、こういうところの転換点はどこにあるのだろう?と思いながら、もも貴族焼を食べていて、これも本当は、馬鹿野郎、うちは貴族でもなんでもない、中小企業に務める、平民焼きがふさわしいものなんです、という話を、いずれ子にしないといけない、と思う。

鳥貴族の最近の限定メニューについてもメモしておくと、最近は、抜刀唐揚げが気に入っている。
抜刀の意味はよくわからず、串に刺さって出してもらえて、調理中に串に刺しているわけでもなく、食べるときに串から抜いてしまうので意味ないんだけど、さっと食べ切れる量なので、唐揚げが熱々の状態が維持されているのがうれしい。
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