コーヒー豆どこで買うかという問題がある。
店によっては激しいポイントカードが用意されていて、このおすすめのブレンドを200グラム買うと100円引き、そして100円買うと1ポイントずつたまっていき、さらに今なら、…みたいに永久にお得イベントがやってくる。おすすめされるがままに大量の豆を売ってもらえたけど、気にいるかは分からないのだし、こんなには飲みたくないのでは?と思っていた。
その一方で、家の豆はお湯で洗っているよ、みたいなこだわりの店もあったり、定期便で送ってくれる店もあったり、喫茶店でも豆を売ってたり。
やはりブレンドの豆は、それを飲んだところで、だから?と思ってしまって、この農園のこの豆、みたいになってたら、これはおいしかったね、と記憶に残るので魅力があると思う。
それと比べると、ブラジル!100グラム400円!みたいに売られているものも、情報が国しかないじゃん、と思ってしまう。と考えると、ごちゃごちゃと細かい情報の書いてある店で買うのが良さそう。それか、顔なじみのおっさんから買うと、今回のロットはうまくできました、とか、出来が悪い、とか、そういう情報を教えてもらえるほうが、情報の分うまみがかさ増しされてよさそう。
味を確かめずに買ってみてイマイチだったら悲しいので、飲んでみて気に入ったら豆ももらっていきます、とできると理想的。と考えるとコーヒースタンドで買っていくのは良い手だと思う。でもわざわざ飲みに行く時間を捻出するのも難しい。こないだ京都駅らへんのいい感じなコーヒースタンドに行ったら、暇そうな人がフラフラしていて、ゆとりのある空間だった。
野菜の定期便はなかなか調理タイミングが合わず解約してしまった(片山さんすみません…)けど、豆の定期便は続けている。
毎回違う豆が来るのもおもしろいし、この人たちの畑で栽培しました、というリーフレットの情報と、焙煎されてやってくる物理的な豆の対応を見えるのがメディアアートっぽくておもしろい。
ブログのサイドバーに私が書いています、という画像が貼ってあると、どちらも視覚だしデジタルデータなのだけど、リーフレットと豆、というと、情報と物の両方にアプローチできている。
いま届けてもらっている量では、いろいろ自分でも買いつつ、定期便の豆もほそぼそと飲む、という形になっているけど、これをたっぷりプランに変えるという手もありそう。
cart.on-the-slope.com
そういえば先週くらいにカリタのサーバーを割ってしまって、それ以来カップに直接ドリップしている。
これでもことたりるし、1人分しか作らないので、サーバーの意味なくない?と思って、調べたら、抽出された汁がポタポタ落ちる様子が見えるのはなんとも気持ちの良いものです、みたいな説明があって、それはそうだと思った。
アイスコーヒーを淹れるためにはサーバーがあると便利なのでKINTOのサーバーを注文した。
サーバー、サーバー、って言ってるとパソコンの話をしているような気分になるけど、取っ手付きビーカーの話をしています。