これが昨晩のごはんで、つくねをオーブンで焼き、あんかけを作り、米もピッタリの時間に炊けたものの、子が泣き止んでくれなくて、理想的な温度で食べたり食べてもらったりすることができず、ショックだった。
つくねの焼き具合とあんかけのシズル感にすべてを賭けた献立で、あとはたいしたものはないので、1時間休まず手を動かした結果がこれか…と自らの置かれた境遇に悲観的になってしまった。
でも、環境に対して悲しんでいる場合ではなくて、献立の組み立てスキルが低いというだけであって、焼いたつくねは熱々でないと食べる気はしないし、あんかけは冷えると固まってしまう。白米も炊きたてが死ぬほどうまく、その後はそこそこうまい、くらいに魅力が半減する。どちらも子育て中に食べる物ではない。
これが今日のご飯で、ホットクックで豚汁を作って保温しておく、炊き込みご飯は味があるので炊けた瞬間に食べなければ台無しになるみたいなことはなく、保温してあっても、まあまあ美味しく食べられるだろう、と考えた。あとは、冷めても問題ないものたちが並んでいる。
こうなっていれば、調理後に子が泣き止んで落ち着いてくれるまで待ってから落ち着いて食べられた。
先月の時点から、作った料理をいい感じに食べられるかは博打でしかない、という日々が続いていたけど、計画的に保温できるものをつくったらうまくいったので達成感があった。
あとは、卓上で鍋をやることで保温し続ける、何度レンチンして温め直してもテクスチャが変わらないものを探求する、などの探求すべきテーマがある。
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