丸一日、金のことを考えていて、寝る直前までクレジットカードの手数料について調べてそのまま気絶、朝起きたらカレーを食べてふたたび金の心配をする、という暮らしになっていて、金のことで頭がおかしくなってしまったと感じる。
昨日見たアンベール城の話をしている時間より、ここで買ったこのおみやげは適正価格じゃなかったとか、いらないのに買ってしまったとか、トータルで見ると高かったとか、もっと交渉しなければならないとか、値切るというのが相手を信用してないということではないかと感じてしまいつらいとか、金銭面への不満について話す時間が圧倒的に長い。すべての思い出を金が打ち消していく。
ブログだからこんな話をしているのではなくて、夫婦間の話も完全に金の話になってしまった。
このままではいけないので一度振り返りをしましょうと、カスタマージャーニーマップを書いて、いつどんなことをしたらどんな感情になったか、これまでの結果をふまえてディスカッションしましょう、ということをした。
ディスカッション結果
- Uberを使う
- 適正価格で移動できる
- 飛行機で隣のおばさんと話してて、おばさんもUberを使うという話だった
- ホテルの人に手配してもらう
- ホテル経由で悪評がつくと次から仕事もらえなくなるだろうからちゃんと働いてくれるっぽい
- 昨日と話してること違うけど、楽そうだからと、明日もよろしくとしてしまうと、間にホテルが挟まってないフリーランス状態になるので、なかなか金銭面がクリアにならないので不満が残ることがわかった
- 知識面、言語面で旅行者のほうが不利
- 現地人のほうが当然知識があるので、いろんな手を打ってくる、こちらは言語面で伝えたいことが伝えられないこともあり不利な環境
- 適正価格の感覚がないのに値引きの交渉をするのは経験がなくて困る、これまで値引きということを日本でもやったことなかった
- 妻は幼き頃からガレージセールなどで値引き交渉していたそうで得意、とのことなので、良い価格かどうかは聞いていくことにする
- いらないときはNoと言う
- 一通り買ってみるのも経験かと買ってみていたけど、もうその経験は十分、もう買わなくてよい
所感
- 消費者保護の考え方を身をもって学んでいっている感じがして構造的に難しい状況
- インドの好きなところと嫌いなところの分析
- 好き
- カレー、料理
- 装飾品、デザイン
- 世界遺産
- 英語で暮らせる
- 嫌い
- 人
- 道路
- 経済活動
- 好き
- 何しにインドに来たのか
- いつの間にか要求が高まってしまっているけど、もともとは本場のカレーを食べに来たのであった、その観点でいうと食事はうまくいっている、レストランでは値段が書いてあり値段を見てから食べるものを決められている
- カレー食べるのがうまく行っているという観点では成功、買い物をうまくやるのは達成できるとよりよい目標だと捉えると、第一ステージはクリア、第二ステージにまだたどり着いていない、という見方もできる