半日くらい一人で遊んでていいよという時間をもらえたので、新たなスーパー銭湯の開拓に宇治のほうまで出向いた。
きっとリクライニングできる椅子が置いてあるにちがいないので、そういうリラックス空間で本を読むぞという気分でいたら、ネットカフェのカプセル間の仕切りが取っ払われたもののような、巨大二段ベッドのような、フェリーにおけるごろ寝状態の客席みたいな感じで、パーソナルスペース広めな人物としては落ち着かなかった。
宇治といえば麻婆豆腐屋があったと思って、帰りに寄ってきた。おそらくこういう場所に子供とくると、うつわをひっくり返して大やけどするのが目に見えているので、一人でささっと行けるとき(半年に一度あるかないかのチャンス)に食べに行くのが良いと思う。ここの麻婆豆腐は気に入っていて、京都で口に入れられるもののなかで一番好きかもしれない。