hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

お願いを無視するのは最悪

出産前に「マタニティフォトに興味があって〜」みたいな話を聞いて、ふーんって聞きながら、その日はチェンソーマンを読んだりしていた。
後日、ふたたびマタニティフォトの話が出て、それもふーん、世の中には写真を撮る人や撮られる人が居るんだね〜って話を聞いていた。
妻はマタニティフォトの話をするのが好きなのかな?と思ってたら、それは違ったようで、マタニティフォトを撮影したいという話で、どうやったら撮れるか、イメージのすり合わせなど、実現に向けて協力してほしいということだった。


マタニティフォトの進行を拒否しているわけではなくて、やってほしいということが伝わってなかったという話で、やってほしいことが分かったあとは、近所の写真館の仕上がりを眺めたりして、知らないカメラマンに、白いTシャツでイエーイみたいな写真を撮られるのも嫌なので、写真が得意な友達に相談してみよう、とその場でDMを送って聞いてみたりして、仕事前にちょっとうちに寄ってもらって、良い写真を撮ってもらった。その節はお世話になりました。

仕事だと、依頼の形ははっきりしていて、雑談は上の空で聞いてきっぱり忘れても致命的なことは起きない(それはそれで悲しいことではあるけど…)けど、家にいたら家族から発注書や依頼書が届くわけでもないので、話を聞いたら、ここから先は私にできるので引き受けますって主体的にカバーしあっていく必要があると思う。


なんでこんなことを書いたかというと、エヴァを予習してほしいってお願いしているのに釣りに没頭している、という日記を見て、お願いされているのにエヴァを観てくれないのはひどいな!と思ったのだった。
こうして、釣りにかまけてエヴァを観ない放漫さから引き起こされた問題に対し、よそのブログからこのような批判の声が殺到している、という事態に至ってしまっているので、反省してテレビシリーズから順に見返してほしい。

先週辺りに共同生活者に「ホワイトデーのお返しはいらないからエヴァの新劇シリーズを全て観た後に一緒にシンエヴァを観に行ってほしい」と頼み込んでいたのだけれど、本人は週末はずっと釣りに狂っていて一向に観る気配がない。

日記 - 桐生あんずです

実は妻が妊娠しておりまして、ってこの日記には書いていなかったけど、今日が帝王切開の予定日だった。
コロナ禍で、診察にも付き添えていなかったのだけど、先週から緊急事態が終わったためか付き添えるようになり、今日は生まれる前後だけ立ち会うことができた。


人が手術している横に座って見守る体験ができるのは出産のときくらいで、これより開頭手術…みたいなときに家族が横に座ってのんきにGoProを構えている場面はあまりイメージできない。
仕切りの向こう側ですごいことになっているので、どんなもんかなって覗こうとしたら、まだ座っててくださいって座らされた。
しかし普通に生きててこんな手術することはあまりないだろうから、ねぎらってもねぎらいきれない。交代できるなら交代してあげたいところだった。
タロイモの収穫みたいな感じでもりもりっと取り出されたのが実は子供の出生の瞬間で、お尻が出てきましたよ、みたいなことを言われてから、ああこれが、と0.5秒くらい理解が遅れていた。今ここでタロイモを取り出すはずはないのだけど、初めて目にすると、見えているものとその意味の対応が取れないことがある。


今年に入ってからというもの、無事に子が生まれてくるかどうかと、しばらく作っていたアプリのリニューアルを無事リリースできるかが心配で心配で、心配していたら、ひげが枝毛になるのも気になって、枝毛を探してはつんつんむしっていたらひげの形が変になったりしていた。
子は今日無事生まれ、アプリは今週無事リリースされ、変な形のひげだけが残った。ひげ以外の問題がすべて完了した、ということが、まだ現実感がない。


次は子育てうまくできるかが心配になってくるけど、長期間のプロジェクトで、さまざまな問題が発生するだろうし、発生したら順に対応するしかないだろうと思う。
先に段取りしておけばリスクを下げられそうなことはいくつかあったので、このへんが困りそう、ということは、先にちまちまと準備はしていた。

この先、生き長らえてくれたとして、成人するまで、と考えると20年くらいあるわけだけど、マンションローンとか35年払いになっていたりするので、いまマンションを買うと子供が35歳になるまで払うのか、とか、いま自分は32歳なので、この年齢になってもまだあと3年残ってるのか、とか考えるとマンションローンはすごい。
借金で思い出したのが、まだ奨学金を返済している間に子が誕生してしまって、奨学している間に次の世代が誕生するのは壮大だな、と思ったりする。利子がないので毎月1万円ちょっとずつ、ノロノロ返していて、いま折返しくらいのはず。


これから妻は1週間くらい入院することになるけど、こちらは家に帰って普通にインターネットしているだけなので、境遇の差が大きい。
退院したあとなら、仕事がたくさんありそうだけど、いま男性側にできることといえば、出生届など書類の準備をするとか、必要な荷物があればすぐに病院まで届けるとか、ブログにウィッシュリストを掲載して、お祝いの品を人々に送ってもらうとか、それくらいだと思う。
ウィッシュリストはこちらですので、もし何か送ってもいいよ、と思われる方がいらっしゃいましたら、Amazonギフト券15円でも、ぜひお願いします!
https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/genericItemsPage/CUACF9TYLOUS

しかし、ブログで宣伝するまえに、すでにすごい勢いでいろいろ買っていただいている気がする。こんなにもらって大丈夫なのか?誰に何をもらったか記録して、お誕生日とかにお返ししたいと考えています。よろしくおねがいします。

一週間のうち一番テレビでよく見かける人物がヒャダインで、自宅で音楽を作る番組サウナの番組を両方録画しているので、毎週30分ずつ、計1時間見ている。
サウナの番組のほうが気に入っていて、音楽的な話は一切せず、ただサウナに入ったり酒を飲んだりするだけ、という、持てる能力を活用しない番組なのが魅力。

shitをdropする

ヒップホップをやっている人たち、新作はshit、リリースすることをdropと呼んでるのがかっこいいと思う。


shitはかっこいいものとしてみなされていて、shitはdropするものである、というのが一つめにある。
二つめは、新作は生理現象として作っていくものだし、これからも、死ぬまで作り続けます、という意気込みを感じる。
三つめとしては、日本語的な文化圏で考えるとものすごい卑下のようにも聞こえる。大草原の小さな家、の小さな家部分と同じジャンル。大草原は1つめのかっこいいshitで、小さな家はへりくだりshit。


そう考えると、shitを欠かさずすくって展示することは生まれ持った行動ではなくて、shitの常設展示に至るまでには1ステップ動機が必要になりそう。
私はブログに5000shit、GitHubに200shitくらい展示しています、ということになるけど、なぜこんなことをしているかというと、書いておけば後で見返せる、とか、皆が考えたことを共有すれば助け合えて人類が豊かになる、とか、何かしらのもう一段回上の、どういう社会の到来を願っているか、という動機が必要そう。
人はなぜ協力するのか?と言ったときに、動物は宗教を信じない、存在しないものの存在を信じて協力できるのはホモサピエンスの能力だから、みたいな。


そんな便利なshitだけど、こういう文脈を共有しないまま、他人の著作物に対して「良いshitだね!」とか言うと無礼になるので気をつける必要がある。その際にはこのブログを紹介して、shitにはこんなに良い効果があるんです、という説明をしていきたい。


ペンを回したり、ハンドスピナーを回したりしている人のことは、そんなものを使わず落ち着いて考えればいいのに、ペンでも持って紙に書くと考えがまとまって良いですよ、と思っていたけど、指輪をぶん回す習慣ができてきた。

指輪は高島屋をぶらぶらして決めたもので、指にはめてみると、内側のエッジが尖ってて邪魔なものとか、なだらかなカーブが効いてるものとか様々で、シャネルの指輪はなだらかでつけ心地が良かった。よく回るし、おすすめです。購入してから数年、現在はコマとしても活躍している。
www.chanel.com

思い出したので書いておくと、街の指輪屋にふらっと入ってみたら、今すぐ決めてもらえればこれだけ安くできます、という店があった。その場で判断をしなければならない提案を持ちかけられたら何も考えず断ったほうが良いと思う。結婚式場とかも、その場で決めると200万円引きとかで、大きなお金が動くので、その場で値引きしてお得感を出すのだな、と思った記憶がある。

夢、ナイキのスニーカーを買う。二重になっているタイプで、まず内側の靴(靴紐とかがついている)を履いたあとに外側の靴(こっちに靴底がついている)を履いて完成。かつ左右でデザインがちがって非常に履きづらい。この買物は失敗したかな〜と思ったところで起床。

解説

買うかどうか考えていたものを、一晩経って起きてまだ買おうと思ってたら買おう、というステータスで寝たので、買い物の夢を見たのかもしれない。