眼鏡買ったよ〜ってツイートをJINS公式twitterアカウントにRTされたところ、いいねが150くらい増えた。JINSのアカウントにはフォロワーが17万人いるので、JINSの0.08%のフォロワーがいいねしてくれている。
もともとは、自分のフォロワーは4000人いて100いいねだったので、2.5%のフォロワーがいいねしてくれている。フォロワーのみなさまからの愛が強い。
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祖父は株をやっているので株価を見るためにAndroidタブレットを使っていて、近所の大手通信事業者ショップでタブレット(SIM入り)を買っていたのだけど、このたびアプリのアップデートがあり、AndroidのOSのアップデートが降ってこないので、株価を見たいという唯一のユースケースが満たせなくなった。
前回(先代のは2年くらい使えていた)も同じことがあって買い替えたところ、1年ちょっとで使えなくなってしまい、先日解約してきた、とのこと。
自分がタブレットを販売しているわけではないので批判できる立場ではないのだけど、ちょっと問題があったら何も考えずに買い替えを勧めているだけに見えて、ITリテラシの低い人間から安直に集金するビジネスをやっているように見えてしまう。
母が使ってたiPadのお古をセットアップしてあげてきた。株の銘柄を登録してほしいってボロボロの上のメモを渡されたので登録していって、こういう株たちを買ってるのだな、と見れたのは意外とおもしろかった。次はこの辺の株を買おうとしている、と聞けた。資産を増やすのが趣味みたいな祖父なので、このまま相続税を払えず我が家は破滅を迎えると思う。
そもそも大手通信事業者ショップがちゃんと仕事してくれればこんな事態にはなってないであろう、とはいえ、話を聞いたらすぐに用意して渡せたので、実家に使ってないiPadが転がっていてよかった。電化製品をぽんぽん買い替えていると余ったデバイスを家族に支給することができて役立っていると思う。
祖父が株価を見るためのタブレットが動かなくなり余ってたiPadをセットアップしてあげたところお土産にこれをもらえた pic.twitter.com/Glnsk0FACw
— 趣味はマリンスポーツです (@hitode909) 2020年9月6日
BOSE FRAMES
リモートMTG用にAftershokz Aeropexを使っているけど、メガネと併用するのがなんか邪魔だな〜と思っていたので、BOSEの音が出るサングラスを買ってみた。
ふだんメガネを掛けているので、度入りのレンズにつけかえる必要がある。眼鏡屋に事情を説明したら断られました…みたいなブログを見たりしていたのだけど、最近はJINSでも扱っていてレンズ交換してくれる、というのを見たので安心して注文した。
今日届いたのでただちにJINSに持っていってレンズを変えてもらった。天気が良かったこともあり、散歩しながら使うのはかなり体験が良い。バーベキュー中に音楽聞いているような開放感がある。
MTGで使ったときにどれくらい便利になるかはまだわかってない。月曜から使ってみようと思う。
スピーカーやマイクや基盤が入っているため、つるの部分がごつくて、いまのところ、物としての気に入り度合いは、映画館の3Dメガネと同じくらいの愛着を感じている。カレーとパンが合体したカレーパンを魅力的に感じるのと同じ理由(カレーとパンを別々に食べる必要がない)で、合理的なので評価している、という状態。
BOSEの音が出るサングラスをセールで買って、すぐさまJINSで度入りレンズに変えてもらった、眼鏡してれば音が聴けるのは便利 pic.twitter.com/oxgkf062I6
— 趣味はマリンスポーツです (@hitode909) 2020年9月5日
家に帰って、音の出るメガネを買ったんです、と妻に見せたら、似合わない、年をとっているように見える、前のメガネはかわいかった、と、とにかく不評だった。みなさまは試着してから買ってください。普段かけているメガネは音が出る機能がないのに4万円くらいしたこともあって、すごぶる見た目がよく、大変気に入っている。ねじがゆるくなってきたので、どうしようもなくなったら同じのをもう1回買いたいくらい気に入っている。
blog.sushi.money
あとは去年買ったサングラスもかっこいいと思う。やはり音が出なければ物の見た目は良くなるということがわかる。
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先週はセールやっててもっと安かった。
BOSE FRAMES ワイヤレス オーディオ サングラ (ROUND) [並行輸入品]
- メディア: エレクトロニクス
テキストサイトと冷静さ
同僚の昨日の日記から、本人の15年前の日記にリンクが貼られていて、現代の文章は普通の散文なのに、15年前はテキストサイト風になっていて感動した。
テキストサイト風はどんなのかというと、突然文字がでかくなり、自分の文章に自分でツッコミを入れながら進行するスタイル(笑)
ちょっと真似してやってみたけどできなかった。つっこみどころを配置して、自ら回収していく、というのは文字のデカさの反面、冷静な進行が求められている。
(爆笑)って書きながら文字を大きくするために適切なマークアップを施すには、爆笑しながらタイピングすることはできなくて、爆笑するまえに適切なfontタグを挿入する必要がある。
ツッコミを入れる余裕がないときはいつだろう、と考えていくと、自らにツッコミを入れながら喧嘩する人はいないことに気づく。
今みたいに全人類がSNSを使い、思ったことを何でも書いている時代じゃなくて、もうちょっと限られた人が使っていたので、自分にツッコミを入れられる冷静さは維持している、というクールさがあったのかもしれない。
嘘を嘘と見抜けない人に掲示板を使うのは難しい、という発言があったように、文章の価値や真偽は読み手が判断する、という時代だったと思う。ツールも使い方を理解していないと危険なものがあり、案内されるがままに投稿するとIPアドレスが全世界に公開されたりする。
今では、責任は読み手には残ってなくて、証明書の持ち主が権威を示したり、医療情報は検索エンジンがフィルタしてくれたり、フェイクニュースを配信しないことはプラットフォームの責任となっていたり、コンプレックスを刺激するような広告は審査で除外されたりと、インターネットは暇人が夜中に自己責任で使うものではなくて、誰でも安全に使えるインターネット作りのための労力が割かれている。
お互い匿名だと、文章から読み解ける情報しかないので、釣りをやるには、ポーカーフェイスというか、平然を装って嘘を書いていく必要があって、かっとなって書き込んでいると、顔真っ赤だな、と指摘されていた。
現代では、実名で直球の罵倒が飛び交っていて、気に入らなければブロックすればいいだけの話で、顔真っ赤であることは前提となっている。
この日記も、真っ赤にしてブブゼラを吹きながらタイピングしました(木亥火暴)
今週は技術的な選択の仕方について考えることが多かった
今週は技術的な選択の仕方について考えることが多かった。
どうやって決めるか、というだけでなくて、どこに決めポイントがあるか、というところの見極めも難しい。
何も決めずに進んでいって、あとで見返すとすごいことになってしまい、ここをもうちょっと考えておけると良かったね、ということもあるし、考えすぎて重厚に作りすぎだったので、あとからシンプルな形に直していく、ということもある。
個人的には、ふだんはこのように考えています、という手順を書いておくと、
- 実現方法を考えるだけでなくて、他に取れる作戦がないか考えていく
- よさそうな方針が、他の作戦と比べてこれが一番良い、という確証を得る
- 確証が得られないときは、考えて決める
- 昼休みにプールに行って泳いでいると、これだけ考え続けて何も出てこないということはこれで行くしかない!と決められることが多かった
というような形でやっていると思う。これでできるのでこれでいきます、だけでなくて、他の案と比べてもたしかにこれが良いですね、というところまで考えきれてないと、他になにかあるのでは、と思ってしまう。どの方法でやってもできるのはわかるのだけど、一番良い選択をしたくて、どっちでもいいけど、雰囲気でこっち、みたいなことで決めてしまうと、あとでひどい目にあうのではないか、ということがある。
個人的には過去にさまざまなひどい目にあって腕力で直す経験をたびたび経験しているので、良い選択によって不幸な目にあう人類が減ると良いと思っているけど、ひどい目に遭うのも織り込み済みで、みんなに平等に実験してもらったほうがよいのかな?小さい失敗なら歓迎で、どこまでの規模の失敗は推奨する、これ以上は失敗したときの夫妻の規模が大きすぎてサービスの継続開発が不可能になるので慎重に、みたいな基準があればよいのかな、わかりません。
ひどい目にあったときは散歩に行って心を落ち着けたりしていた。いつの間にかすごいことになってしまったコードを、半日くらいエディタにかじりついてなんとかなるまで机を離れない、みたいな、腕力以外のアプローチのとりようがない経験がよくある。
こういう事を考えるときに思い出すのはこの辺の本。
- レガシーコード改善ガイド
- 学生のときに読んだので感想書いてなかったけど、こういう純粋な(?)字句的なリファクタリングが必要になる、くらいの失敗ならいつでもやったら良いと思っている
- レガシーソフトウェア改善ガイド読んだ - hitode909の日記
- アーキテクチャの刷新や、すべてを捨てての書き直し、みたいな話が載っていた
- 進化的アーキテクチャおもしろかった - hitode909の日記
- 変化に適用できる尺度を考えながら設計しましょう、という話があったと思う
- Design It! - hitode909の日記
- どこまで遅らせられるかという話や、権限移譲の話。
- 書名を忘れたけどMozillaの人の書いた本で、プラグイン機構を構築したけど世の中にプラグインが1つしか存在せず、プラグインは不要だった、という本
- 凝ったことやらずに済むならそれが一番良いですねと思う
- プラグイン1個しかないエピソードは印象に残ってるけど書名を思い出せない…
- 発見した!!!!!!コード・シンプリシティでした
コード シンプリシティよかった。機能が増える未来を予想してプラグイン機構作ったけど、結局一箇所でしかしか使われないとかはひどいから、今必要なもの作って変更しやすくしておこう、みたいな話がいろいろのってて良い感じやった。
— hakobe (@hakobe) 2012年12月1日- →コード・シンプリシティ - hitode909の日記
- エンジニアリング組織論への招待 - hitode909の日記
- 負債とは何でしょうか、という話が腑に落ちた。今後の改修するかどうかの期待値をみて決めましょうという話がおもしろかった
技術的な選択、昼ごはん何にするかみたいな好きに選べるものではなくて、重要なところは、これしかない、というところまで情報を集めたいのだけど、どういうときが重要かは自明でなくて、そのタイミングさえ正しく分かれば大半の開発がうまくいき、タイミングを逃すと作りすぎか雑すぎになる気がする
— 趣味はマリンスポーツです (@hitode909) 2020年9月2日