ThoughtWorksの人たちの本.普段遭遇しているような問題がまさに書いてあって面白かった.
- ユーザーはビッグバンリリースを望んでいる
- > ユーザーは定期的に現れる新機能の弾幕を望んでいない.
- 独自のフレームワーク,インフラを作ってしまい,その後オープンソースで同じことができるようになっても固執して移行しない
- githubのscientist
- GitHub - github/scientist: A Ruby library for carefully refactoring critical paths. 新旧二種類のコードを書いておく,メトリクスを収集して,安全に置換可能か調べられる
- > より良いアプリケーションを構築する上でイノベーションを起こす代わりに,彼らは配管の中であくせくずっと働いていた.
- マイクロサービスのサービステンプレートの話
- マイクロサービスはコードを共通しなくても,認証やロギング,サービスディスカバリなどの機能は必要,その部分をテンプレートとして用意しておく
- サービスの規模に応じて大中小で3種類の技術スタックを選ぶ例
- 大規模プロジェクト用のJava,中規模用のGo,小規模用のRuby on Rails,みたいな
- 毎回いちから選定するんじゃなくて規模で選ぶのはよさそう
- 大規模プロジェクト用のJava,中規模用のGo,小規模用のRuby on Rails,みたいな
- アンチパターン:製品のカスタマイズ
- 製品を売りたいがために無限にカスタマイズ可能なソフトウェアを作ってしまう
- カスタマイズの組み合わせが爆発する
- DevOpsの話
- 運用チームの助けなしにQA環境を自動的に構築できるようになると便利そう.ちょうど会社でも同じようなムーブメントがある
適応度関数という観点でシステムを捉え直すというのが本書のテーマだけど,そこはいまいちピンとこなかった.うんうん,それもまた適用度関数だね,..みたいな.
- 作者: Neal Ford,Rebecca Parsons,Patrick Kua,島田浩二
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2018/08/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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