hitode909の日記

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いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学

リソースが足りない状態の人間について研究した本。そのリソースは時間だったり資金だったりする。
スラック、つまり余裕があることが大事で、100円のおやつとか買うとき、それによって財産が100円減ることを考慮する人は居ない、毎月使えるスラックから支払われることになる。しかし、本当に切羽詰まってると、少しのお金を作るために借金し、次の入金は利子の返済に当てることになる。
人間、気になることがあると、判断に使うためにリソースを奪われていって、能力が下がっていく。貧しい状態の人は生まれ持った能力が低いわけではなく、お金や時間の心配をしていることで能力が下がっていくことが実験によって確かめられている。という本。
現代日本で考えると、テレビに繋いでるレコーダーが残り1時間とか3時間とかで、毎日、次の番組を録画するために、歌まつりを早送りで見続けたり、古いバラエティ番組を消すかどうかで議論したりして時間を使っていき、その間に部屋が散らかっていく、という場面が容易に想像できると思う。もし10時間余裕があれば、他にやるべきことがあるのに8時間ある歌まつりを1時間かけて早送りで見ていったりはしない。
ふだんソフトウェアを開発しているので、日々の暮らしに余裕を作らないといけない、逆に、自分が活躍できてたときは余裕があって好きなことをしている、人と自分との違いを考えると、余裕があることでメインタスクをすばやくこなせて、あとは好きなことをやっていることにある、なので余裕を作らなければならない、というのを思った。あとは、開発プロセスが持つ余裕というものを考える必要があって、重厚なオペレーションで、今よりやることを増やせれば、それは出来れば素晴らしいに違いないのだけど、そのオペレーションのために毎日の判断リソースが奪われていくと、だんだん本来は持っていたはずの余裕が失われていくことになる。
個人の暮らしに関しても、毎日の判断する回数を減らすのは大事で、最近は毎日同じ服を着られるように同じものをたくさん買ったりしている。ユニクロのカシミヤセーター気に入ったので6枚くらい買っとこうと思ったけど売り切れてた。いい感じのカシミヤセーター知ってる人いたら教えてください。毎年の型の変化がなく、安定して買えて、首周りチクチクしないとうれしいです。

いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

いつも「時間がない」あなたに: 欠乏の行動経済学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

  • 作者: センディルムッライナタン,エルダーシャフィール,Sendhil Mullainathan,Eldar Shafir,大田直子
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2017/01/07
  • メディア: 単行本
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