育休から復帰する困難さがどこにあるのかわからず、ただ今のまま復帰するとやばそうな予感がする、という状況で、救いを求めて情報を集めている。
資本主義を破壊する本を読んだところで、最近の社会での暮らしはどう論じられているか気になって読んでみた。
この本は、いろんな国での女性の働き方とか子供の数とか福祉の充実度合いと管理職への登用状況とかを比較して教えてくれる本。
北欧では育休が充実しているので、企業から見ると、女性が長期間休む想定をしなければならないため、企業にとって負担であり、採用や役職への登用を避けてしまう、一方でアメリカでは制度が充実していないので、雇用主としては女性が長期の育休を取ることを想定しなくてよいため、男女の処遇が近づいている。
そういうこともあるんだな〜とググってみたら著者のブログが出てきた。ありがたい。副読本として読んでいきたいと思う。
jtsutsui.hatenablog.com
日本でよくある雇用の形はメンバーシップ型と呼ばれていて、決まった仕事をやるのではなくて、会社のメンバーとして会社の都合に合わせていろんなことをやる。自分もこれだったなあと思って、アサインされたソフトウェア開発のほかに、採用もやれば、困ってる人を見つけたらペアプロをやったり、1on1をやってみたり、上司から直接指示されていないのにあちこちに首を突っ込んでだんだん忙しくなっていく。
居ると便利なメンバーとして振る舞っていたけど、それは仕事が間に合ってなかったらちょっと残業して追いつくとか、早起きしてやるとか、労働時間を自分の意志で自在にコントロールできたので成立していた働き方であって、子が待ってるのでピッタリ帰らなければならない、という状況なら、ちょっと見かけた課題解決に出向いていく、みたいなことは難しくなっていきそう。となると、できる仕事の性質は変わってくるけど、そのときに同じ給料を受け取って良いのか、そのあたりどう考えれば良いのかよく分かっていない。
労働環境について考えだすと考えがまとまってないのでうだうだ書いてしまう…。