hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

季節感

季節をどう感じるかというと、学校なら新入生がやってきたら春、とか、スポーツが好きなら甲子園が始まったら夏、みたいな捉え方をしていると思う。
自分は季節にまつわる趣味や関心がなくて、次の締め切りだけで暮らしていた。

以前は何らかのカンファレンスにアジェンダを出してそれに向かって準備していくことで、締切まで残り何日だ、とか、発表が終わる頃にはすっかり暖かくなっていることでしょう、みたいな捉え方をしていた。
あるいは、旅行の予定が立っていて、2ヶ月後にバリに行くためホテル情報を集めたり、で季節を感じていた。
締切が重なると時間の経過自体が最悪のイベントになっていって、結婚式の翌々日に大きなリリースを控えていたときが公私ともに極まっていて季節感があった。

最近は登壇機会が減ってしまって、季節感がなくなってしまった。というのは半分嘘で、オンラインの勉強会に登壇しようと思えばできるのだけど、あまり魅力的に感じない。
対面でやってたときは、自分の話を聴いてもらう→その後反応をもらう、というためにやっていたけど、同等のフィードバックを期待できないと、オンラインで、いま同期的に自分の話をして、聞いてもらう意味とは?というのを考えてしまう。
過去の動画を見ることと、いまこの瞬間の発表を聞くことの違いとは、というと、最新のことは聞けるかもしれないけど、過去の発表から知らない情報を集め続けることもできる。
たとえば本なんかは今この瞬間の情報を集めるために読む人よりは、過去の偉大な業績を知るために読んでる人のほうが多いと思う。