hitode909の日記

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It Doesn't Have to Be Crazy at Work

土曜に強いチームはオフィスを捨てるを読んだ流れで日曜に読んだ。同じくBasecampの二人の書いた本で、仕事に夢中になる必要はなく、そのために時間が分断されない働き方で、無謀な目標や締切、できない量の仕事を持たないようにしています、という本。crazy at workは通勤時のcrazy trafficと同じ用法で、狂った人ではなくて狂った状態、とのこと。
basecamp.com


Defend Your Timeの章が参考になった。中断しない、中断されないこと、非同期にコミュニケーションすること、の重要さが説かれている。

  • 8時間のフライトは長いけど8時間の仕事は短く感じる。フライトには中断がない
  • 企業は様々なものを守っているが、従業員の時間と注意力を守ることに失敗しがちである
    • status meetingsをおこなわず、かわりに近況を書いて、空き時間に読んでもらっている
  • エキスパートのもとにランダムに質問が届き続けると計画を立てられなくなる。Bandcampでは火曜日にオフィスアワーをやっていて、教授と話したいときのように、火曜まで待つか自力でなんとかする
  • 共有されたカレンダーをテトリスのように使っていると他人から時間を奪われていく、ミーティングは本当に重要なものにするべき
  • 誰が何をしていようと気にしなくてよい。チャットのステータスをアクティブにすることは邪魔してくれと言っているようなもの。集中するときはawayにする
  • 即時の返答より、eventualな返答をするような文化を作っている。中断されないためにメールを見ないことを認めるだけでなく推奨している


普段の我々は一日中チャットしているので、この本で触れられている、時間が細切れになって何もできないという悪いパターンに近い暮らしをしていると思う。もし、業務中に中断されない作業時間が手に入るなら、それは何事にも代えがたい喜びだと思う。
世間の事例として、リモートワークと非同期を突き詰めると、このような暮らしも考えられるよね、ということで一つのゴールイメージとして持っておくと、それと比べて我々はどうしましょうか、という議論ができてよさそう。
いまのところは、週に1回のオフィスアワーまで待つのは長いので1日1回くらいは相談タイムを設けたい、status meetingが不要なのはたしかに、チャットを一日中見るのはやめたい、そのためにコミュニケーションのガイドラインを定めたいね、という印象。
Basecampの社内でのコミュニケーションガイドラインが公開されていて参考になる。これくらいのものを定めたい。

Real-time sometimes, asynchronous most of the time.

basecamp.com


リモートワークについて調べるところから初めて、時間の使い方についてのインプットを得られたのが良かった。
ワークライフバランスについて思いを馳せていて、今の暮らしは半年前とかの暮らしよりは仕事での時間の分断を減らしてもらったりしていてライフ寄りになっている。いまの情報収集はワークとライフのバランスを取るためなので、世間の事例を調べて読書記録を書いて終わり、ではなくて、うまいことバランスを取れるようになって暮らしをよくすることをゴールにしたい。

Basecampのサイトを見て、へえ新作出てるじゃん、と買って読んでいたけど、半分くらい読んだところで邦訳が出ていることに気づいた。買う前に調べないのも悪いけど、英語の邦題がついているのは理不尽な感じがしませんか。