hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

AndroidとiPhoneの音を両方コンポから出せるようにした

僕はAndroid派でSpotifyを使っていて、妻はiPhone派で買ってきたCDを取り込んで聴いたりしている。
それぞれの音を実家から持ってきたコンポから出したくて、しばらく調べていた。
AndroidではChromecast、iPhoneではAirPlayと、規格が違うので、工夫が必要。
ネットワーク機能のついたコンポを買うのも解決策の一つで、しばらくは5万円か8万円くらい払うことになるかな?とか考えていた。
以前書いた日記のコメントで教えてもらったのが、コンポに繋ぐなら、AppleTV第三世代とChromecast Audioが良い、とのことだった。
Chromecast Audio、そんなのもあったね…となつかしい気分になっていた。
blog.sushi.money


しばらくは、Chromecastー(HDMI)→テレビー(AUX)→コンポ、という流れで音を出していたのだけど、音楽聴きたいだけなのにテレビを付けている必要があるのが面倒だった。
大人が見るとたいしたことのないSpotifyの再生画面でも、にぎやかなジャケットが表示されたりするので、子供が画面に釘付けになってしまって困る。


画面なしで使えて、Chromecast Audioの代わりになるものってないのかな、と調べていたら、ChromecastとHDMIの音声分離器を組み合わせることで、音声だけ分離してオーディオに繋ぐという手法が紹介されていた。
HDMI出力を持った機器を、HDMIポートにつながず使っているのがかっこいい。これならテレビを付けなくても音を出せそう。
katsumakazuyo.hatenablog.com


Android側は画面なしで音を出せることが分かったので、あとはiOS側がなんとかなればよくて、実家に余ってるApple TVを回収してくるか、とか、2入力1出力の音声分離器を買おうか、AirMac Expressから何メートルかケーブルを引っ張ろうか、と考えていたときに気づいたのが、Chromecast with Google TV(Fire TV Stickみたいに、リモコンがくっついた製品)ならアプリをインストールできるので、サードパーティのアプリを入れることでAirPlayにも対応できる。
store.google.com

このアプリをインストールしてみたら、安定してiPhoneからも音を送れることを確認できた。
play.google.com


以上のようなことがあって、手頃な音声分離器を買ってきた。
ASTRO Gaming アストロ HDMI アダプター for Play Station 5 PS5 PS4 ミックスアンプ 用 オプティカル 光デジタル オーディオ SPDIF 音声分離 AHS-HDMIADP 国内正規品


分離した先はテレビを経由したりしなかったりして、両方コンポにつながっているという形にしている。

  • Chromecast with Google TVー(HDMI)ー音声分離器ー(HDMI)ーテレビー(AUX)ーコンポ
    • 映像を見たいとき
    • イヤホン出力はテレビのリモコンで音量を下げられる
  • Chromecast with Google TVー(HDMI)ー音声分離器ー(光デジタル)ーコンポ
    • 音だけ聞きたいとき


この構成で、テレビを消したままChromecast経由でAndroidとiPhoneの音を出せるようになった。
高価なオーディオ機器の買い直しを避けて、4000円くらいの出費で済んでよかった。
ちょっと困るのが、音楽の再生中にテレビを消すと、テレビが消えました、みたいなHDMI CEC的な信号が来るのか、Chromecastでの音楽の再生も止まってしまうこと。
あまりに困りそうだったら、Chromecastをもう1個足して、HDMIケーブルをテレビには繋がず、コンポにだけつないで、単なる音声用のデバイスとして使う、という手法も考えられそう。


追記、HDMI CECの設定を変えて、テレビを消しても機器の電源を切らないようにしたら、再生中の音楽が切れなくなった。これで安定してほしい。