狭い家の間取りの工夫として、空間を兼用しよう、という手法がある廊下とワークスペース、とか、階段ホール兼図書室、とか。
いま住んでるマンションでも、クローゼットがあって、本棚もある、物置みたいになっている小さい部屋で仕事している。
ふだんはいいけど、用途を兼用したときの課題としては、片付いた空間の維持ができなくなると、兼ねた用途にも影響が出てくる、ということがある。
廊下に物がぼんぼん置かれていっても、ワークスペースを兼ねていたら、そこで仕事するしかない。
片付けられたら良いけど、週末の旅行の荷造りをやっている、とか、旅行から帰って荷ほどき、とか、キャンプに行く、とか、バザーに出品するものを仕分ける、とか、スペースが必要なタスクが発生すると、しばらくごちゃごちゃ空間を片付けるのは難しいと思う。
これが、旧来の書斎なら、書斎に家族の脱いだ服がぼんぼん置かれていくことってあまり想定しなくてよくて、本が出しっぱなしとかポテチの食べかすが落ちてるとか、それくらいで済んでいたはず。