hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

肉はどうもいまいちで、初日にルンダンを見つけて頼んでみたら延々と噛み続けていて顎がつかれた。その代わり、海が近いからから、魚がおいしい。食事の際に魚を見かけたら注文するようにしている。
きのうは昼は海鮮がたくさん入ったトマトスープ、夜はツナステーキ、今日はツナのたたき、白身のカルパッチョ、パン粉を付けて焼いたやつ、と魚を食べまくっている。うますぎるってすごい速さで食べてしまう。
ガイドブックを見て出かけたMenega Cafeで食べた貝が一番おいしかった。海岸のバーベキューの店。謎の甘辛いソースをつけて焼かれていて、うまみが貝殻に溜まっているので吸うとこんなにうまいものはないって感じになる。ココナッツで燻されていて香りが良くて、日本ではあまりココナッツで燻したものを食べられないと思う。せいぜいカツオを藁で焼くくらい。
これを書いてる部屋では蚊取り線香が焚かれていたり、路上にはヒンドゥー教のお供え物が置いてあってお香が炊いてあったり、畑でゴミが燃やされてたり、煙をよく見る。

f:id:hitode909:20190811002230j:plain
f:id:hitode909:20190811002242j:plain
f:id:hitode909:20190811002256j:plain

開発内容の洗い出しを画面一覧から進めるのは適切かどうか、ボトムアップに洗い出した開発項目とマージすべきかどうか

プランナが画面一覧をもとに作ってくれた開発項目のリストと、エンジニアがボトムアップに必要そうなことを出していったリストがぜんぜん違う内容になっている、ということがあった。結果的にできるものは同じことが期待されているけど、一つの出来事に対して、言い回しが違うものが2種類ずつ用意されている。
この時点で差異があるのはいいのか、悪いのか、どちらかでいいのか、どちらも必要なのか、一つのリストにマージすべきなのかそうでないのか考えていた。

差異があるのは

これはよい。たとえば検索エンジンを作ろうとすると、画面一覧から見ていくと、「検索ワードを入れる欄」「検索ボタン」「検索結果」くらいの構成要素しかないけど、その裏では膨大な量のコンピュータを束ねて計算する必要がある。
逆に、星座占いのページとか作ろうとすると、星座ごとのページを作ったり、射手座のイラストとか用意する必要があるけど、その裏の構成は同じでいいはず。

どちらでもいいのか、どちらも必要なのか

どちらも必要で、検索ボタンを置いて完成ということはなくて、検索エンジンの開発の工数は無視できない。12個の星座のイラストが必要ならそのことも先にわかっておきたい。

一つのリストにマージすべきなのか

こっちはまだわかっていない。ユーザーが見たときの体験一覧が満たされているかのリストと、裏側の構成要素がすべて満たされているかのリストが混ざっていると混乱しそうだし、チームとして見る場所が一つになっていれば便利な気もする。「パスワードを暗号化して保持する」とかはユーザーが見た挙動からはわからないけど必要。「リンクをたどるとすべてのページにたどり着ける」はユーザーから見た観点という感じ。

世間的な手法をちゃんと取り入れて開発すれば、こういうのを形式的に扱うフォームがあるのかな?知ってる人いたら教えて下さい。

ガムラン

ウブドは北の方の街。田んぼに囲まれている静かな街、という説明だったけど、来てみたら人が溢れかえり、バイクが道を埋め尽くしていた。ホテルはめっちゃいいけど道を歩いてて楽しいという雰囲気ではあまりなかった。

ガムラン見れたのは良かった。楽器の種類が多くて、緩急がある。獅子が寝てる間は静かだけど起きると突然グルーヴ感が増したりとか。鉄琴的な楽器が別のメロディーを奏でていて、それもすごいけど、合わせるところはピッタリ合わせていて良い。ストーリーがある劇みたいなものもあるけど、裏では常にビートが流れているので、オーディオとビジュアルが一体化していておもしろい。

そういえば、これを作ったときはガムランみたいな音を出そうとしていた。常にポロポロ鳴ってるのが竹を叩いたような音というイメージ。
higashi-dance-network.appspot.com

どうやってやってたのかなとコードを見たらヨナ抜き音階だった。

    yonaList = [0, 2, 5, 7, 9, 12]
    getNote = (base) ->
      type: 'sin'
      hz: base * Math.pow(Math.pow(2, 1/12), selectRandom(yonaList))
      release: 0.9995
      volume: 1.0
https://github.com/hitode909/higashi-dance-network/blob/53f36f6493c1d002e527ea10a549adf3836d3f93/public/bon/js/main.coffee#L370-L375

Wikipediaによるとガムランの音階はヨナ抜き音階ではなさそうだった。もうちょっと調べてから実装すればよかった。

インドネシアでは伝統的なペロッグ音階 (インドネシア語: pelog) とスレンドロ音階 (インドネシア語: slendro) の二つの五音音階(一オクターブを五分割した音階)が演奏目的別に使い分けられる。バリでは、前者がサイ・ゴン、後者がサイ・グンデル・ワヤンと呼ばれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%B3#%E4%BD%BF%E7%94%A8%E9%9F%B3%E9%9A%8E

マリンスポーツ

朝6時に起きて島に行ってマリンスポーツした。シュノーケリングするの20年ぶりくらいな気がする。小学生の頃は母方の実家に行って海に連れて行ってもらったりしていて、いとこたちと海底まで潜って砂を拾ってくる競争なんかをしていた。いとこが浮き輪で流されて、父が救出に向かったりしていた。それ以来海には近づいていない。
ビンタンビールのレモン味を飲んだら美味しかった。ほとんどレモンジュース。アルコール2%しか入ってない。日本で買えるか調べたところ売ってるところはなさそうだった。残念。こっちにきてから液体はビールとワインと水しか口にしていない。

日没

GoPro、防水カメラとしての用途だけ求めていたので、撮ったままの動画をスマホに引っ張ってこようと苦労していたけど、GoPro側で想定されている使い方をするとそこそこ快適ということがわかってきた。

  • 自動モードで転送する
    • これまでは左のタブからGo Proにつないで、日付を選択して転送していた
    • 手動で転送してしまうと、のちに自動モードと組み合わさると二重に転送されたりする。最初から自動モードにするのが良い
  • Quikで編集する
    • 自動でその日の動画を繋いでくれるのでちょっと調整したらなんか感動的な動画ができる
    • 一手間加えておくと、あの日の思い出、くらいの粒度で参照できる
    • Google Photoに全部上がってるからあとで見ればいいじゃん、というのとは別の考え方
  • 数秒から長くて1分くらいの動画を撮っていくのが良い気がする
    • Quikでつなげるときにもトリミングできるけど、ファイルの取扱としては小さい方が良い気がしている

きのうは良いホテルで日没を見ていた。カクテル2000円くらいして、日没に合わせてDJがなんか流したりしている。

こういうステレオタイプな動画が一瞬で作れておもしろい。こういうテイストの動画が最高とは思っていないけど、使ってるうちに自分の好きな雰囲気に調整できるようになるかと思っている。Keynoteでも前回のプレゼンのテンプレートをコピペして調整して使い続けていたところ毎回同じスタイルでプレゼンできるようになった。

ケチャについて

ウルワツにケチャを見に行った。芸能山城組ファンとしては死ぬまでに一度は新宿のケチャまつりに行きたいと思ってたけどその前に本家を見てしまった。
あらすじを書いた紙が配られるけど、登場人物が多くて読むのを諦めた。妻は熱心に読んで、理解したと話していた。少女漫画とか好きなら理解できるのかもしれない。ケチャがこのようなストーリーになったのは1930年代だそうで、意外と歴史が浅い。
音程が不思議で、横の人が頑張って歌っててもそれを無視して、変な音程の声を出したりしゃべったりしている。普通、合唱とかやると、和音になるようになっているけど、そこで、横の人を完全に無視したパートを書いておくと、はたして歌えるのか、というのが気になった。半音ずれた音でずっと歌えるのか、とか、16分音符16個で構成されるパートと16分音符17個で構成されるパートを並べたとして落ち着いて歌えるのか、とか。
一瞬、歌謡曲風のメロディーが出たりするのだけど、それも音程が安定しなくて、日本でこの歌ではお金取れないのではないかと思う。リリリリリリって何度も発声することで長い音を出す発声があって、そういう発声も日本では聞かない。
最初は内向きに座っているけど途中で座る向きが変わって、五人一組くらいの円陣になり、それで音が開けた感じになるのも良かった。
音の話ばかりしていたけど、ダンスやストーリーより音が気になって見ていた。

終わってからはムリアにご飯食べに行った。めっちゃいい空間で目につく順にいろんな料理を皿に盛って食べていて、バーベキュー的な焼いた肉よりは、炙った魚くらいのあっさりしたもののほうが好みだった。

f:id:hitode909:20190806231258j:plain