hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

花見

社の人たちと花見した。
インドからやって来たので靴下はなくサンダル履きで、クルタにゴアテックスのペラペラのシェル、という出で立ちで寒かった。
最近、写真への興味が減ってきて、動画に転向しつつある。数秒くらいの動画調査していきたい。




帰国成功

なんとか帰国できました。日常では得難い体験で、すごくおもしろかったけど、いくらなんでもこんなにさまざまな問題が発生するのは、大変すぎたと思う。
旅行代理店の人たちが気にかけてパッケージングしてくれている落とし穴をすべて踏み抜いて回ったという印象。
でも、こういうときにはこうしていくとよさそうですなっていうノウハウは溜まってきた。最終日には、トゥクトゥクの運転手がふっかけてくるので、こちらからは、高すぎる、その半値でどうですかって言って、断られたら、じゃあ他をあたりますって去るふりをして、そうすると、おいおい待てよ、50ルピーでいいよ、みたいな振る舞いができるようになった。運転手は心から200ルピーだと思っているわけではなくてプロトコルとしてとりあえず言ってみるというものなので、単にそう言えば良い、という話だとわかってきた。運転手も観光客も、お互い、いくらでもいるのだから、交渉決裂してもとくに失うものもない。おはようございますって言うときに、心から早いとは思っていない、みたいな。

思い切ってインド行ってみたの本当に良かったと思って、これまではインドア派で、本でも読んでいれば満足という暮らしだった。東北のほうにあるサルバドール・ダリのコレクションを見に行きたいとはずっと思っていたけど、遠すぎてたどり着くのは不可能だった。今なら普通に飛行機のチケットを取って行けるようになスキルセットを得たので、そのうち行ってみようと思う。
インドア派で本を読むのが好きだったけど、移動中のほうが集中して読めることもわかった。今日の帰りにはホモ・デウスを読んでいた。サピエンス全史の人のおもしろ本です。

ホモ・デウス 上下合本版 テクノロジーとサピエンスの未来

ホモ・デウス 上下合本版 テクノロジーとサピエンスの未来



お腹壊すこと五日間、ついにカレー食べられなくなる

旅の後半はずっと体調低調で、食欲もあまりなく、ついにカレー食べられなくなってしまった。まわりの人からマスタードオイルの匂いがしたり、道端の屋台から菜種油の燃える匂いがしたりすると、気持ち悪くなってしまう。
二日連続でコンノートプレイスのベルコスに行って、中華を食べて、ハッピーアワーのビールを飲んでからぶらぶら買い物していた。
インドのビールと言うとキングフィッシャーしかないというイメージだったけど、Bira91っていうインドのビールが水みたいで味もあり美味しかった。買って帰ろうとしたけど空港では売ってなかった。残念。
www.bira91.com

夜は空港でビールタワーとピザ。デンエンみたいな状態になっていた。
午前1時半発の飛行機でデリーを旅立って、朝に香港についた。いまは香港のフードコートで中華を食べています。御飯食べる量が減ってしまって、ふらふらになり、頭が働かなくなり、ダイエットじゃないコーラを買ってきてもらった。コーラ最高。



マーケット行く、怪しいツアーに連れて行かれそうになる、カードついに止まる、値札のついた店で買物する、時間の使い方について考える

マーケット行く

ホテルからデリーのメインマーケットまで歩いていって買い物した。マーケットは、おびただしい量のハエが飛び交っているけど、価格自体はお安く妥当そうだった。カレーを盛るのに良さそうなステンレスのお皿を買ったりした。
衛生状態は極めて悪いけど陳列はきれいで、にんじんがピラミッド状に積まれていたり、じゃがいもが袋ぴったりに詰められたりしていた。そういう点はマメで偉い。

怪しいツアーに連れて行かれそうになる

コンノートプレイスという場所まで歩いていった。途中、さまざまな怪しき人たちに声をかけられる。出来事を紹介しておきます。

  • 路上でこんにちはどこから来たのみたいな感じでお兄さん登場する、自分もあっちに行くから行きましょうってついてくる
  • 来週、インド最大のイスラム教のまつりがあり、全インド中のイスラム教徒がデリーに集まり、電車はめちゃくちゃ混雑して危険だよ
    • ふーんと聞いてたけど祭りは実在するか不明で、のちに電車に乗せずタクシーで遠くに連れていくための布石だと思われる
  • ここで地図をもらえるよと案内される、無料ならもらおうってもらいに行く
  • おじさんが出てきて地図自体は無料でもらえる、が、そのときにツアーを組まされそうになるので断る
  • 地図もらったので道に出ると、おじさん着いてくる、お土産買うならいい場所あるよ、このトゥクトゥクで10ルピーで行けるよ
  • いい場所があるとしても地図見て自分たちで歩いていきますって断るも、しつこくトゥクトゥクに誘導される
  • そこに偶然を装ってさきほどのお兄さん登場する
  • He is right, そこまで歩いていくと50分かかるよ、路上は危ないよ、トゥクトゥク乗りなよって二人がかりで勧めてくる
    • 何を言ってもトゥクトゥク乗りなよという提案をされる
  • 先日、旅の振り返り回をしたときに、その場で決断を迫られたら断ろうっていう話をしていた(ちょうどファクトフルネスを読んでた)ので、歩いていきます地図サンキューって断った

カードついに止まる

疲れたのでコーヒーでも飲もうとしたらクレジットカード使えず、カード会社に電話したら不正利用されていて止まってた。ちゃんと監視してもらえていてありがたい。友達に聞いたのは、止まるかもしれないので普段使いのカードと別にしたらよいとのこと。たしかに。ガス代とか電気代とか払ってるカードなので手続きが面倒。


値札のついた店で買物する

Khan Marketは高級なものがたくさん売っていてよかった。現地のガイドはこういうところには連れてってくれなくて、知り合いがやっている卸売りに連れて行ってくれがち。そうすると値段がついていなくていちいち交渉することになり、不安なまま買い物を終える。Khan Marketでは値札がついている。最高。誰が買ってもこれはいくらである、ということが示されているのは人類の進歩を感じて気持ちが良い。ガイドは雇わない、Uberで移動する、というノウハウを得てきたので、次に旅行することがあったらもうちょっとうまくいくと思う。

時間の使い方について考える

ふだん日本にいると、あまり自分のことを気にしていないというと言い方が変だけど、周りの人たちがうまくいっているかを気にしている事が多くて、そのほうが全体としてはうまくいくと思っている。たとえば、お弁当のおかずなにがいいとかゴミ出しがどうなってるかとか、買い替えが必要な電化製品は、みたいな家のこととか、実家のプリンタ壊れてないかとか、会社ではチームの人たちが今何やってて、どのタイミングでどんな手助けをすればうまくいきそうかとか、会社としてみるとどんなことをやったらいいか、とか、いろんなコミュニティに参加していて順番に気にかけていると、自分のことを気にする時間は一日のうち4パーセントくらい、1日1時間、Kindleで適当な本でも読ませておけば満足でしょ、という感じの暮らしになっている。
旅に出てみると、もちろん相手の健康状態とか忘れ物ないかとか気にしているけど、財産を守るとか騙されないとか、胃腸を気にするとか、自分のことで精一杯で、こんなに自分のために時間を使ったことは最近あまりなかったな、というのを思った。日本での暮らしはついに忙しくなりすぎていて、出国する直前くらいはついに自分の能力の限界に達していたのかもしれない。よく、あまり根を詰めず適度に手を抜きましょうという話を聞くけど、手を抜くと何かしらの弊害が発生するはずで、それを許容することを受け入れるのが難しくて、なんでも限界までやろうとしてしまうのかもしれない。

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タージマハル

タージマハルといえばJorge Ben Jorの曲のイメージのほうが強かった。このライブの映像いいので見てください。
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ブラジルの歌手がインドの墓について歌っていて京都のメトロ(というクラブ)でよく流れる愉快な曲というイメージでいたけど、歌詞の英訳を見たら美しい良い話だった。
lyricstranslate.com

ジャイプールで調子に乗って生地を選んで服を仕立ててもらったので着て行って写真も撮ってもらった。プリントいらないのでデータくださいって言ったら渡したSDカードにコピーしてもらえた。おまけでプリントももらえた。タージマハルで格好つけた写真を撮ってるのは、もっとも一般的な現代の人類という感じがしておもしろいと思う。
日が昇る前から行って、ちょうど日が昇ってきて、墓の片面に日があたっている状態が望ましいとされているようだった。帰る頃には明るくなっていて、人が減っていた。
ガイドの方が歴史を教えてくれて面白かった。地震のさいに四隅の塔が内側に倒れないようにちょっと外向きに立っているなど教えてくれた。中谷美紀のインド旅行記にも詳しい説明があったので、だいたいそれでキャッチアップできていた。おすすめ本です。


インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)

インド旅行記〈1〉北インド編 (幻冬舎文庫)

電車でデリーに戻る予定で、駅についたら1時間位時間を間違えていてめちゃくちゃ暇になってしまった。アグラ駅のまわりは何もなくて、駐車場にも、駅の階段にも、そこらへんの荷台にも人が座っていて最悪、それに加えて2秒に1回くらいタクシー乗るかって聞かれ続ける。部屋の中でコバエが大量発生したみたいな状況。どうしようかとホームに行ってみたら2時間150ルピーくらいのラウンジがあったので入って涼んでいた。アグラ駅で暇で途方に暮れてる人いたら参考にしてください。1番ホームです。
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そういえばインドの鉄道で不思議なのが、アナウンスの前にWindowsXP以前の起動時に再生されるTADA.wavが再生される。なんなのか。

このあとはデリーに2日ほど滞在して、帰国、一週間東京オフィスに出社、その後の週末に東京でウェッパをやって京都に帰ってくるという予定です。せっかくなのでインドに行ってきた報告的なコーナーをやろうと考えています。なかなか家に帰れない。コバエが大量発生していたらどうしよう。

今日はホテルの回線が速いのでいろんな動画を貼ってみる日にしました。

飲酒再開

朝6時のタクシーで空港に向かい、バラナシを旅立った。お腹は壊したけど宗教や生死、川、牛犬山羊が近くにある街で、雰囲気はかなり好き、京都でいうと西院と木屋町と鴨川が融合したような雰囲気、幼少期は家の周りが田畑に囲まれていたり、犬の糞を探して探検したりしていたので、マインドが近い気がする。また来たい。
空港で荷物に札をつけてもらって、席番号は1Fとかやたら前の方だし、札をよく見るとビジネスって書いてある。エクスペディアで買ったところ条件に合うのは残り2枚しかない、ということで慌てて買ったけど、窓口で買えば普通にエコノミークラスを買えたのかもしれない。人によってはこのペースでいろんなことが起きると貯蓄が完全になくなったりしそう。
デリーから電車でアグラに来た。電車乗るの恐怖だったけど、数日過ごしたことで、なんとかなるでしょという雰囲気になって無事乗れた。この時点ではなかなか体調悪くて胃が痛かった。
アグラではホームステイ的なピースフルな空間に泊まっていて、ドイツの大学で教授をやってるおじさんがいたり、晩御飯では中国から来られた人たちとダラダラ会話しながらご飯食べた。ホーリーの話をしたら、中国にもカラーマラソンあるよと教えてもらえた。
The Color Run™ – China 彩色跑中国 Home-The Color Run China 彩色跑中国-The Color Run China 彩色跑中国 Home-The Color Run China 彩色跑中国

目的のある会話じゃなくて、ディナー会というか、英語でダラダラ話しながら2時間も飲み食いするの初の体験だったけどおもしろかった。手作りの優しいカレーを食べてたら調子が戻ってきたのでビール飲み始めた。キングフィッシャーストロングのロング缶(strongなのでlong)が冷蔵庫に並んでいて便利。これで明日寝込むと最悪の旅になるのでなんとか調子を上げていきたい。