hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

本日のゲストはcorinyouです

丸一日ホテルで寝込んでいたため、本日はとくにみなさまにお伝えすべきことがありません。そこで、id:corinyouとバラナシについて語りました。

インドを訪れると発生する腹痛は通称Welcome Showerで、その8割ほどはストレスや疲れが原因とのことです。薬を買ってきてもらって、少しなら出歩けるようになりました。サンキューです。

6. 旅行者下痢症
 途上国を旅行する人の30-70%は旅行開始から最初の2週間内にこの旅行者下痢症の歓迎(?)を受けます。別名Welcome Showerの由来です。
(中略)この旅行者下痢症の原因は多彩です。旅行・赴任の準備など、疲労による体調の低下(7~9割)、旅行中・赴任後の不安、緊張、ストレスなどからくる精神的な胃腸障害、現地の飲食物の違いによる一過性の胃腸障害、ウイルスや細菌あるいは寄生虫などによる病的な下痢(全体の2割程度)があげられます。

Embassy of Japan in India: Medical





バラナシでお腹壊している

バラナシ、川があって、道がごちゃごちゃしていて、人々はゆったりした雰囲気で、好印象だったけど、到着して半日で、すんなりお腹を壊した。
ボートに乗って毎日のお祈りや火葬場を見に行った。燃え残った死体は内臓が普通にごろんと残っていて、牛たちが内蔵を取り合ってついばんでいた。その牛をなんとかして食べて、その人物を川で葬れば、ビオトープみたいになってよさそう。ビオトープ化を避けるために牛を食べるのをやめているのかもしれない。
お腹壊してるので説得力ないけど、カッテージチーズのカレーがおいしくて、肉を食べてないからか食後にあまり重くなくて良い。


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金のことで頭がおかしくなっている

丸一日、金のことを考えていて、寝る直前までクレジットカードの手数料について調べてそのまま気絶、朝起きたらカレーを食べてふたたび金の心配をする、という暮らしになっていて、金のことで頭がおかしくなってしまったと感じる。
昨日見たアンベール城の話をしている時間より、ここで買ったこのおみやげは適正価格じゃなかったとか、いらないのに買ってしまったとか、トータルで見ると高かったとか、もっと交渉しなければならないとか、値切るというのが相手を信用してないということではないかと感じてしまいつらいとか、金銭面への不満について話す時間が圧倒的に長い。すべての思い出を金が打ち消していく。
ブログだからこんな話をしているのではなくて、夫婦間の話も完全に金の話になってしまった。
このままではいけないので一度振り返りをしましょうと、カスタマージャーニーマップを書いて、いつどんなことをしたらどんな感情になったか、これまでの結果をふまえてディスカッションしましょう、ということをした。

ディスカッション結果

  • Uberを使う
    • 適正価格で移動できる
    • 飛行機で隣のおばさんと話してて、おばさんもUberを使うという話だった
  • ホテルの人に手配してもらう
    • ホテル経由で悪評がつくと次から仕事もらえなくなるだろうからちゃんと働いてくれるっぽい
    • 昨日と話してること違うけど、楽そうだからと、明日もよろしくとしてしまうと、間にホテルが挟まってないフリーランス状態になるので、なかなか金銭面がクリアにならないので不満が残ることがわかった
  • 知識面、言語面で旅行者のほうが不利
    • 現地人のほうが当然知識があるので、いろんな手を打ってくる、こちらは言語面で伝えたいことが伝えられないこともあり不利な環境
  • 適正価格の感覚がないのに値引きの交渉をするのは経験がなくて困る、これまで値引きということを日本でもやったことなかった
    • 妻は幼き頃からガレージセールなどで値引き交渉していたそうで得意、とのことなので、良い価格かどうかは聞いていくことにする
  • いらないときはNoと言う
    • 一通り買ってみるのも経験かと買ってみていたけど、もうその経験は十分、もう買わなくてよい

所感

  • 消費者保護の考え方を身をもって学んでいっている感じがして構造的に難しい状況
  • インドの好きなところと嫌いなところの分析
    • 好き
      • カレー、料理
      • 装飾品、デザイン
      • 世界遺産
      • 英語で暮らせる
    • 嫌い
      • 道路
      • 経済活動
  • 何しにインドに来たのか
    • いつの間にか要求が高まってしまっているけど、もともとは本場のカレーを食べに来たのであった、その観点でいうと食事はうまくいっている、レストランでは値段が書いてあり値段を見てから食べるものを決められている
    • カレー食べるのがうまく行っているという観点では成功、買い物をうまくやるのは達成できるとよりよい目標だと捉えると、第一ステージはクリア、第二ステージにまだたどり着いていない、という見方もできる

Super Duper Salim

ガイドの方に車を出してもらって、朝から晩まで一日観光しまくった。
サリムさんには良い点がいくつかあるので紹介します。

車の運転が速い

クラクションを鳴らしながらどんどん追い抜いていく。ぶつかりそうになると、Everything will happen. This is India.という決め台詞が出る。
直進する場合はクラクションしなくていいけど曲がってくる方は注意喚起する義務がある、クラクションを怠った相手が悪い、といった解説をしてくれる。
ジャイプールより、デリー、アグラ、バラナシのほうが道はカオス、といううことを教えてくれて、これから我々が行くところなので気が滅入る。

順番を抜かしてくれる

店のオーナーと知り合いだからなのか何なのか、レストランとかで並んでる人を追い抜いて店に入れてくれる。10人位並んでる有名な店にシュッと入れてくれた。
京都ではラーメン食べに行くだけで炎天下に並ばされるけど、今日は並ぶことなくあちこち巡れた。

話を聞いてくれる

サリムさんは英語を話す、僕は無理やり英語を話す、妻は指差しヒンディー語の本を見て「おいしい」とか「お腹いっぱい」とか「犬」とか言う、というコミュニケーションにやや無理があるフォーメーションでも、なんとか話を聞こうとしてくれる。
まわりに犬と牛はいるけど猫が居ないのはなぜなのか、とか質問すると教えてもらえた。

知ってる人といると心強い

知り合ってから一日くらいであっても、知ってる人といるところ強い。
我々の明日の予定についてはもう雑談していたし、このままお願いしたらいいか、気持ちになったので、明日もツアーと車の運転をお願いすることにした。

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ジャイプール ホーリー 無料

インドに来た目的はふたつあって、ひとつめは本場のカレーを食べるため、もうひとつは、ホーリーという、色のついた粉を投げあう祭に参加するためであるので、今日が旅行のメインイベントだった。
昨日からホテルに向かう途中に路上で焚き火が発生していてタクシーが迂回したりしていた。
ジャイプールのホーリーが比較的平和で、海外旅行客向けの会場がある、というのは見ていたけど具体的な情報はネットで調べまくって、どうやらここっぽいというのを見てから来ていた。Khasa Kothi Hotelの横の広場で開催されていた。みなさまどうやってたどり着いているのか気になる。

Rajasthan Tourism organizes a special event for visitors on the lawns of Khasa Kothi Hotel on the morning of Holi as an alternative of the Elephant Festival. The event features local Rajasthani folk music and the colored powders, but no elephants. You can take part in the event even you are not a guest of the hotel.

When & Where is Holi Festival Celebrated in India 2019?

会場につくまでは、どこいくのタクシーいらないのの応酬で疲れてしまう。こちらから相手は認識していないけど、相手はこちらを認識していて、夜に通ると、朝も会ったね覚えてる?って声かけられる。車道を歩くと車が暴走していて、歩道を歩くと屎尿が散らばっている。
会場についたらピースフルな雰囲気だった。ラジャスタン州がやっているためか、気前いい感じで、無料で入れて、Tシャツももらえて、粉ももらえる。爆音で音楽がかかっていてワーハピにでも来たような雰囲気。インドのDJいくつか聞いたけど、BPMを揃えるという考えがないのと、気が変わったらどんどん曲が変わるのが特徴で、サビが終わったらドロップになって、そこでいい感じに次の曲、とはならず、なんでもないところでどんどん変わっていって不思議。
ホーリーは、歴史を無視して振る舞いだけ述べると、すれ違った人におもむろに色のついた粉末をなげかけて、ハッピーホーリーと言って、ハグして、それじゃあ、みたいな感じの振る舞いをひたすら繰り返す祭り。それによって全身が粉末にまみれてたいへんなことになる。
周りの人たちも粉だらけで踊っててたのしかった。これを体験すると普通のフェスでは物足りなくなる気がする。

昼過ぎまでホーリー堪能して、帰りに裏道を通ったら、地元の人達や子どもたちにめちゃくちゃ攻撃される。こちらはもう粉だらけなので、粉末を受けるしかない。子どもたちは水担当なのか、水鉄砲で撃ってくる。この水を飲むとお腹を壊す。

ホテルに戻ってご飯に行こうとUberで街に行ってみたら、祝日なのでどこもご飯屋さんが閉まっている。マクドナルドも閉まってる。適当にタクシーのおじさんに、レストラン知ってますかって聞いたらいい場所があるよって、次なるホーリーフェスティバル会場に連れて行ってもらえた。そちらは1000ルピー払うと1000ルピー分の食券がついてきて飲み食いできるというやつ。テーブルでご飯食べてたら横の夫妻に話しかけられて、お二人は近所で医者をされてるとのことだった。1000ルピーかかるのでくらいに余裕がありそうな人が集まっているようだった。ハネムーンでジャイプールの観光に来たという説明をして、どこ見に行くのか聞かれたものの、何も予定立ててないって説明をしたところすごい笑われた。
会場を出たら、フェスを紹介してくれたさっきのおじさんが待ってて、ホテルまでのタクシー呼んであげるよということで乗ったらUberでここまできたときの8倍くらいする。400ルピーなので日本でも初乗りくらいだからいいのだけど、来たときは50ルピーだったので、ちょっとしたミスでオーダーが一つ変わってしまうことがわかった。丁寧に価格交渉すると下がっていくのだろうけど、600円払うからさっさと行ってほしいという思いもあり、ここで400ルピー払うことで旅行者がなめられている、それに加担している、という気持ちもあり複雑である。

きのうも人間関係で悩んでいたけど、今日も悩んでいて、ホテルの人とUberの人、ハッピーホーリーと挨拶する人以外を信じられなくなっている。田舎の出身で、これまで人に騙されたり、嘘をつかれたりするような人生を歩んでいなかった、あるのは直接的な暴力のみで、周りの不良たちが中学校のトイレを破壊するくらいだったので、頭脳戦になっていてギャップが大きいと思う。
関わる人間みな悪い人物なんじゃないかと被害妄想をしていて、国外に出てみたところ、周りですごい匂いがしているので、自分もなにか匂いがあったほうがいいかと空港の免税店で店の人おすすめの香水を買ったのだけど、瓶にEau de toiletteって書いてあって、トイレ用スプレーを紹介されたにちがいない、私はトイレ用スプレーを大喜びで身にまといUberの10倍の価格を支払って移動する人物だと人から思われているのかと、疑心暗鬼になっていた。さっきWikipediaを見たところ、オードトワレであり香水であるという説明が出てきた。

一日移動

23時くらいに関空発の飛行機でドバイまで移動した。夕食と朝食がついていて、日付が変わってから晩御飯がでてくる。席を倒せなかったのであまり眠れなかった。開いてる席に移動したらちょっと睡眠できた。朝ごはんのおかゆは塩味がなくて、自分で塩をかけるスタイル。まずここで移動に11時間かかった。
ドバイについて思ったのは、空港の中心に突然登場することになるので、ターミネーター2の冒頭っぽくなる。アジア圏で使えるSIMは刺しても使えなかった。SIM取り出し棒も持ってなかったので空港のガジェット屋さんのお兄さんに開けてもらった。
シェイクシャックってハンバーガー屋に行った。肉が肉の味がして美味しい。もうすぐ京都にできるようなので京都でも行きたいと思う。
ドバイからニューデリーに行く飛行機ではカレー定食みたいなのがでてきて、カレーに、マンゴーのピクルスに、サラダに、と、インド料理を満喫できて、この段階でうまいぜって満足だった。3〜4時間くらい飛行して、ニューデリーの空港に着いたのが16時とかで、日本時間に戻すと19時間くらい移動し続けていることになる。
ニューデリーの駅まわりを散歩して様子を見たところ最悪の雰囲気で、でかい犬がゴロゴロ転がっていたり、どこ行くのって2秒に1回ずつくらい声かけられたり、陸橋を渡るにはチケットが必要ですよ詐欺の人に呼び止められて、妻がそのまま引っかかってたので、今日はチケット無いから帰ろうかって、引き返した。悪質なのか、警察が設置した柵の前に立ってるので、警察の人のように見えてしまう。空港の治安はよかったけど、ニューデリーの駅前は限界を突破している感じがあった。何が困るかというと、人を疑ったり、人を無視したり、人が悪人かもしれないと思って暮らさないといけないのが、心が荒んでいく雰囲気があると思う。陸橋渡るの無理そうなので次からは車で行くことにすると思う。
街に行くのは諦めて空港に戻って飛行機で1時間位でジャイプールまで来た。Uberで車を呼んだらトラブルなく乗れてよかった。
ホテルのレストランでカレー食べたらめっちゃうまかった。うますぎる。玉ねぎが具として食べられる大きさになっている、パクチーが効いている、塩がしっかり、鶏肉はスパイスにつけて焼いてからカレーになってるのか、ぎゅっとした雰囲気。ビール2本とカレーで3000円くらい。ニューデリーは勘弁してくれっ思ったけどインド来てよかった。
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