いろんな人の相談役をやっているのだけど、ささいなことに、わざわざ「良いと思います!」って言うようにしている。
- この調子でいいと思います!ってわざわざ言う
- 言われた方からは、迷うことなく進めたら良いのだな、ということが伝わる
- 意見を言えるチャンスがあったら「この調子でよさそうだけど、ゆくゆくはこんな問題に直面しそうですね」とか、ちょっと意見をはさんでおく
- 頭出ししておいたら考えてもらえるかもしれないし、想定と違ったら、えっそんなことはないんですけど…と早めに変なことに気づけるかもしれない
シニアっぽいロールの人物としては、聞かれてもないのに、良いと思います!って言っておくのが大事。
やってみてもらって、うまくいかなかったら、想定と違ってうまくいかなかったんですけど、って声をかけてもらえる。
最初の段階で黙っていたら、どういうスタンスだったのか不明で、相談しにいくときに、まず、どう思いますか?みたいなすりあわせから始まってしまうし、わざわざそういうメンバーには相談しにいかなと思う。
「ホウキで空を飛べると思いますか?」に対して、「飛べると思います!」と言っておけば、うまくいかなかったら、「二人の共通した予想に反して飛べなかったんですけど、」から相談してもらえる。
そこでスタンスを表明してなかったら、「ホウキで空を飛べると思ってやってみたんですけど、そもそもどう思いますか?」みたいな前提から話すことになって、長いステップの会話が始まることになる。
前者のほうが会話のステップを1ステップ省略できている。
そういう地道な積み重ねをコツコツ重ねて、なんとか時間を捻出している…。