昔に作られたロボットの声って、ロボットらしい声で、良い雰囲気があった。
未来ではロボットが喋っていてこうなるのだろうと思うとワクワクするし音楽にも使われたりするものであった。
こういう世界観。がんばって演奏してきたと思ったら、ロボットが淡々とRobot Rock...って言うだけ。最高。みたいな。
www.youtube.com
気づけば、人間のおしゃべりを再現をするほうにテクノロジーが進歩してしまって、合成された音声を普通に耳にするし、なんとも思わず接するようになってしまった。
悲しいことだと思う。
バスに乗っていたら、この音声で、次は京都市役所前、とか読み上げくれる、というのが理想の未来だと思う。
www.youtube.com
その点、ロボット掃除機はまだ人間になりきっていないので、未来を感じている。
これが発達して、実物大の人間にしか見えない外見で、床を這い回って口からゴミを吸ってくれる、みたいに進化しないことを願っている。
掃除機が発達して人間にはならなくても、フェイクグリーンを見てもなんとも思わないように(オフィスに置いてあるけど、誰からも、一瞥もされていない、寂しき存在だと思う)、フェイク亀とか、フェイクフェレットみたいな、小動物がゴミを食べてくれる、フェイクアリクイが庭先のアリをペロペロして退治してくれる、になる可能性はありそうだと思って、警戒している。