hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

期待値

優秀な人とか、仕事のできる人がいて、ちょっといいことをしてくれると、ありがたい、と思いつつ、そこまでできるんだったら、もうちょっと、こんなこともやってくれると、もっと良い状態になれそうですね、って言ってしまう。
一方で、この人はまだまだがんばってほしい、という人が、ちょっといいことをしてくれると、前はできてなかったのに、できるようになっててすごい!というフィードバックになる。
なので、いいことをしても、そんなに褒められてないな、と思ったら、その調子でやってればもっといい感じになれるのでいろいろ言ってくれてる、という状態である、ということがあるかもしれない。それか、単に、褒められるようなことをしていない。
人間ごとに期待値があって、80点取れそうな人なら、120点出したいよねって話をするし、20点くらいの人には、60点を目指そう、って言う、みたいな話。
そこで、やってくれそうかどうかも関わっていて、バリバリやりたい、という人だったら、バリバリ言っていくけど、本人的にはそこそこできればいいので、あまりがんばりたくないです、ということだったら、わざわざそんなことは言わない、みたいなこともありそう。


期待値、というと、純粋に確率で計算できる数値のことだけど、それを人間にもあてはめるのが当然のこと、という考えが、いつのまにか自然なことになっている気がする。
期待という、もともとあった概念を正確に数値化したものが期待値であって、人間にひもづいているのは、期待値じゃなくて、単に期待、なのかもしれない。