話の聞き方を教えてくれる本。おもしろかった。主婦が対立を避けるテクニックというか、うまい話の聞き方で、最近旦那の帰りが遅いと聞くと、実際はとくに遅くなくても、うちもそうなのよって返しておく、真実とは異なるけど、話は穏便に進む、というのがおもしろかった。
これを読んで、いきなり話の聞き方がうまくなるということはなさそうだけど、話題としてこういうことがある、というのを知っておくのはよさそう。
毎日日記を書いていると、自分の話をすることばかりうまくなって、人の話を聞くのはうまくならない気がする。
インターネットでは、見た文章に対して、なにか面白いことを書いたり、穿った見方でコメントをしたり、逆張りをするという文化があり、共感ベースのコミュニケーションがあまりなさそう。
- 作者: 東山紘久
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2000/09/01
- メディア: 単行本
- 購入: 36人 クリック: 214回
- この商品を含むブログ (119件) を見る