hitode909の日記

以前はプログラミング日記でしたが、今は子育て日記です

親ともめずにできる これがリアルな実家の片づけです。

実家に呼び戻されようとしている過程で、きっと親としては家の片付けとか、家の管理で苦悩しているにちがいない、と事前に情報を集めておくことにした。
片付けるためには、何が大事なものなのか精査する必要があるけど、いきなり「死後の話ですけど、荷物全部捨てていい?」って聞くと不機嫌になるので、「このソファ昔からあるよね、どこで買ったの?」みたいに、自然な会話ベースで情報を引き出していきましょう、みたいな話があってたいへんそうだった。大切なものの仕分けだけでなくて、財産がどこにあるかの引き継ぎも必要、とか、とにかくやることがある。
そういう引き継ぎができないと、家に荷物が詰まったまま人に貸したり売ったりすることもできず、空き家になっていく。
うちの実家は一戸建てなのだけど、漠然と、住む人が居なくなれば家が何個か余る、という理解をしていたけど、現実にはもっと悲惨で、木が伸びて隣の家に侵入する、通りすがりの人がゴミを置いていってしまう、放火される、近隣の人からは、空き家があることで町の魅力が下がってしまうので当たりが強くなる、みたいな、厳しい現実が待っている。
いらなくなったら壊せば良いかというと、壊すにはまず中身を空にしないといけない、ということで、やっぱりあの家全体の片付けは必要なのだな…と思ってきている。

育児情報をさしおいてこういう情報を集めていると、これが必要になるのは、自分の親がそろそろというときで、祖父母がそろそろというタイミングではないのでは?と思ってくる。とはいえ議論の前提としては、ちょっと読んだら分かる情報くらいは集めておいてもいいだろうとは思う。しかし読んでるとだんだんこれ大変すぎるでしょ、と憂鬱になってくる。

Vol.1 賃貸か購入か キンドル・リノベシリーズ (ちきりんブックス)

賃貸で引越し先を探していたけどなかなか条件に合う物件がないので、これは買うしかないのか?しかしマンション購入やったことないのでなにもわからない…と読んでみた。
資金の管理について、まずは頭金を貯められるか試してみましょう、みたいなアドバイスが載っているのが良かった。
家を買わなくても、もうすぐ保育園代がかかってくるので家計の管理は必要になってくる。
いまは妻と共用の口座を持っているのだけど、足りなくなったら僕がどんどんお金を入れてしまうことで、すべての予算が無限大に膨らんでいる。さすがにこれはまずいでしょ、ということで、マネーフォワードのアカウントを一緒に見て、「これは?」「パン」「これは?」「おやつ」「これは?」「パン」みたいに、会話しつつカテゴリを設定していって、今月の食費はいくらでした、というのを見る会を始めた。

賃貸で探していたときにも思ったけど、手取りのうち何%が家代になるかということは自覚しておかないと、家代を払って、すべての余暇とか趣味は終わり、みたいなことになっては、この暮らしで良かったのか?という話になりそう。
あとは、誰がいつ病気で倒れるかわからないので、共働き前提で買ってしまうと不測の事態が起きたときに対処できなくなる、と考えると自分一人の収入で払えるくらいに抑えたい。そうすると、家庭内ではケチケチした人物みたいになり、予算を渋っている、みたいになる。

とはいえ、まずは、どこの保育園に入れると総合的に暮らしがいい感じになりそうかを考える必要があるのと、実家から帰ってアピールが来ているので、そこの決着をまずつけないといけない。
こういうときに、は?無理に決まってるでしょ、以上、くらいで返せたら良いのだけど、皆が納得するようにことを進めるには?みたいなことを考えてしまって苦労する。

鶏卵問題

「これは鶏卵問題ですね」って言う人がよくいるけど、「あなたと私で意見が違いますね」を穏便に言ってるだけのことがないかが気になる。
本当に鶏卵問題だとしたら、問題の主従関係はない。
だけど、この問題が鶏卵問題でなければ、問題の主従とか、出来事の前後があるはず。
鶏卵宣言をしたら、議論の参加者が鶏卵問題と認識するかどうかだけで、2つの問題を平等な関係にできてしまうので、そこの論理のステップを簡単に省略できる。

「Aです」
「Bだと思います」
「おっ意見が割れましたね」
「(議論で決着するとすごい時間がかかりそうだな、と思ってきて、鶏卵にして穏便に済ませようと考える)これは鶏卵問題で、A→BもあればB→Aもあり、問題が循環しています」
「(このへんでめんどくさくなってきて)では以降、AもBも、ということで…」

みたいに、結論を先送りしているだけで、議論や考察を重ねればどっちか決められたのに、よくわからないままAもBも、とやることが増える、みたいな。
めんどくさがらずに、最後まで話し合おうと思った。

朝5時くらいから、今後の暮らしに何を希望するか、とか、認識を揃えるために家庭内で会議していた。
テレビをダイニングテーブルのすぐ横に置いてるので、見せたいものがあったらすぐChromecastでPCの画面を見せられていて便利。
いまでは、テレビの利用としての時間より、キャスト先画面として利用している時間のほうが長いと思う。
リビング向けのプリセットとかにするとまぶしすぎるので、輝度を最低にして使っていて、せっかく良いテレビを買ったけどあまり意味がない気がする。
意味があるとしたら、有機ELなので、黒が本物の黒で感動する、ということくらい。

人生どうやっていくかのプランニングが難しくなってきている

人生どうやっていくかのプランニングが難しくなってきている。
なんでこんなに難しいのかわからなくて、普通の人はこんな難題には遭遇していないと思う。
選択肢と思っているけど実際には選択肢ではない、みたいなものを削っていけるの良いのかもしれない。
それか、とくに何も考えていないという人もいるはずで、目の前にあることをほいほいとやっていく、とか、とくに主体性を持たず、言われたことだけをはいはいとやっていく、ということだけで乗り切っていけば、それなりの人生になるだろうとは思う。
今住む場所は自分たちは4年前に決めたことだし、実家を出て京都に住むのは6年前に決めたことである。それはさておき、いつ実家に帰ってくるかの計画を出してくださいって言われると、田舎の家の長男なので帰ってくるべし、みたいな、運命論的すぎるというか、意思を持った個体として尊重されていないと感じる気がして、6年間京都で過ごしたら、そろそろ帰ってこないの?みたいになっているけど、もうちょっと自立した存在として扱ってもらいたい気はする。
こういう田舎の家って普通はどうなってるんでしょうね、普通は長男は都会に出ていったきり帰ってこなくて、漏れなくまっさらな土地になり、いずれタイムズの駐車場になっていく運命なのかもしれない。
ようやく子供が生まれて、夜全然寝てくれなかったり、そのことで妻とのやりとりも苦労したり、ようやく夜寝てくれるようになってちょっと一段落、と思ったら次の難題が出てきていて、こんなペースではどうやって人生やっていったらいいのかわからない。
資金面でも足りてなくて、マンション買おうって話になってもメッチャ高いので、そこそこもらっているのに足りてないということはどういうことなのか?日記書き始めてから、半分、これ解決できるのか?って心が折れつつあり、もう半分ではめちゃくちゃ憤ってきている。

昔Kaossilatorで遊んでいて、大学のサークルの遠征のときとかにホテルの部屋のテレビ(赤白黄色の端子がある)につないでバキバキの音を鳴らして遊んだりしていた。白と黄色につなぐと、音声信号が映像信号として処理されて、かっこいい映像がでるのでおすすめ。
久しぶりに触りたくなったら発売終了してたので中古で手に入れた。2になったことでマイク入力がついてて、子供の叫び声をサンプリングしてループ再生し、トラックをつけることができる。子供の叫び声を注意深く、かっこいいところをサンプリングしよう、というと、泣いてるのでなんとかしなきゃ、じゃなくて、おっリズムが良い感じになってるぞ、という関わり方になるので、気分転換できて良いのではないか。