タスクリストを作ろう、というときに、素朴にタスクを書くと、買い物リストみたいなものになってしまう。何に注意してやればいいかわからない。
- ごはん
- カレー
- サラダ
そうではなくて、ここはこういう気分なので、とか、ここに気をつける、みたいなことを読み解けるようなタスクリストになっていると良いと思う。
- 一番時間のかかる炊飯の準備をする
- 煮込む時間がかかるので、カレーを作る
- 余った時間でサラダ作る
さらに分解すると、途中経過がわかるようになっているとより良い。
上の手順だと、途中が助手がやってきたときに、どこまで進んでるかわからない。
こう書いておくと、3つめまでチェックが付いてるので、サラダの仕事をもらいますね、みたいな会話ができる。
- 米を洗って炊飯器をセットする
- 野菜を全部みじん切りにする
- 鍋に具材とルーと水を入れる
- 鍋を強火にかけて30分放置
- すべてが加熱中になったら、余った時間でサラダを作る
ニュアンスを盛り込んだタスクリストを作れたら、それだけ見て、何をすればよいかがわかるようになるはず。
Asanaで仕事してると、タスクのタイトルにどれだけ情報とかニュアンスを盛り込めるかの勝負になってくる。
説明に書いてもいいのだけど、説明だと詳細がわからないし、並べ替えるときの判断には使いづらい。
すべてがタイトルに入っていると便利。
ただ、タスクリスト自体に計画に関する情報が入ってきていて、プロダクトバックログには「ユーザーはカレー定食を食べることができる」みたいなストーリーを書こう、という流派からは離れてきていると思う。
「ユーザーの食べるサラダは気まぐれそのもので、シェフが待ち時間にぱぱっとありあわせの材料で作ったものである」とか書いてあったら変な気分になりそう。
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最近タスクリストについて考えている時間が長い気がする。
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